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セックスなんか興味ない4

最終巻。

双子の姉妹が、やがて分かれていく話。
これは、双子でなくてもある話なのかなぁとも思います。双子にすることで、ものすごく見やすくされています。

最初の1、2話は最近の「うそつきパラトセクス」1のイヤな印象があって、そっちに進むのかな~と、読み進めるのにすごく時間がかかりました。

でも、3話目ぐらいからは、全然そんな感じではなくて、なかなか考えさせられるお話でした。
これは、正義さんという人の安定感が、生み出すものなのかも。

物語は、双子の姉妹の少女時代から孫の代までを、たった1巻で一気に駆け抜けます。
姉は独り者として、妹は結婚しておばあちゃんとして生きていく。

お話は、最後には連れ添いとの死別もテーマにもなっていて、それは、うちみたいな家では、なんかいつもに考えたりすることもある。最近、伯母が亡くなって、伯父が一人残されてるのを見るにつけて、とくに感じたり、思ったりすることがあるので。
それは、うちに子どもがいないからかと思っていたけれど、子どもがいても同じなのかもしれません。

よいシリーズだったなぁと思います。1つ1つの物語の中で、突き詰められた結論は出ていないのだけれど、多分、突き詰めていけば正しいことが見つけられるというものでもないのだとも感じています。

  1. わたしの読んでいる最近です。もう、完結しましたね。どこに着地したのかまだ知らない。 []

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セックスなんか興味ない3

今回は、ツボにはまる話は、それほどなかったけど、「美佐江さんの、回数」の話は、結構好きです。

怖い話より、ホンワカした話の方が、好きかな。と言いつつ、ドロドロも、好きなんですけどね。
関わるのは、ごめんですね。

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セックスなんか興味ない2

今回気に入ったのは、「高畑君の、教習」でした。
あのダウナー系のダメダメな話をどうまとめるのかと思ったら、ものすごい肩すかしというか、お約束というか……。
笑ってしまいました。
いや、下手したら死にたくなるような話になると思いますよ。

でも、「実は」ってなんだ、「実は」って!!

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セックスなんか興味ない1

ストレートな(そして、ひねくれた)題名と、ホワホワとした絵柄に惹かれて購入。
もっと、エッチなだけのものを予想していたのですが、期待していたよりも、ストーリーが良かったです。

セックスがキーワードな短編集。なんていうか、興味ないといいながら、ものすごく重すぎるぐらいに考えていたり、コンプレックスであったり、そんな微妙な感じが、伝わってきます。

イケメンの男の話とか(「みにゃこの、お皿」とか)は、どうでも良くて、コンプレックスのある話、不器用な話がやっぱり好きですねぇ。

1番気に入ったのは、この巻では、「桃さんの、お見合い」です。桃さんから、「結婚、しません。」と言われたときの豆生田さんの悲しそうな顔が、なんとも好きです。桃さんも、好みです。
気に入ったみたいで、読んでから昼寝したらの続きを夢で見ました。マンガの夢は、久方ぶりに見た気がする。

きづき あきらとサトウ ナンキという作者、気になったのでちょっと調べてみました。この人たち、夫婦で、マンガと原作しているんだ。
あぁ、「嘘つきパラドクス」と同じ人か…。あのマンガも、ちょっと気になっていたのでした。