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セクサロイド4

変革よりも、今のままゆっくりと滅んでいくというのが、ここでの人類の結論。
それも、いいかもとも思います。

そして、その混沌のなかから希望が生まれてくることもある。

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セクサロイド3

そして、すべてご破綻に。

「クイーンエメラルダス」とかは、何回読んでもあきないのですが、これは2、3回目にして、さすがにそろそろ飽きてきたなぁ。と思って、前回の感想を見てみたら、前回も、同じ様なところで飽きていました。

6年前のわたしと今のわたしは、それほど変わっていないようですね。
まあでも、前回どんな感想を持ったかは、全然忘れていました。こうして、記憶の捏造はおこる。
書いておくって、大切ですね。

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セクサロイド2

カミヨ計画にしろ、ヤヨイ計画にしろ、ものすごい穴だらけ。
このあたりって、今の政治を見ていると……。

まあ、主人公たちが、それを守る側の歯車であるというのが、松本 零士らしいのかなぁ。

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セクサロイド4

最後は、人間と機械との共存。
そして、世界は多分滅びる。

だって、ほとんどの人が、機械との共存を願った世界は、ほとんどの人がパートナーに人ではなく機械を選ぶ世界でもあるから。
でも、それもとても人間的な事で、まあ、それでも今を一生懸命に生きれば良いではないかというものすごい肯定の中で物語は終わる。

物語は終わっても、彼らの日常は続く。

素晴らしい。

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セクサロイド3

うーむ。
絵が小さいのと、さすがにパターンが決まりすぎていて、ちょっと読むのが辛くなってきた感じが。

でも、この頃から、日本人というのはロボットというか、ヒューマノイドをまったく差別も区別もしていなくて、いいなぁと思います。