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まんげつのよるに シリーズ あらしのよるに 7

テレビで放送されて、アニメ映画になって、関連グッズが発売されて、となにかと話題の「あらしのよるに」です。

そして、これは、6巻で完結だと思われていたシリーズの第7巻です。

きっと、いろいろなメディアにさらされるなかで、有名になって読まれていくなかで、ものすごくたくさんの声があったのだと思います。

「メイとガブには、幸せになってほしい!!」

という。
そして、その声にこたえる形になったのが、本書の物語……。
以下、ネタバレありです。本を読んだ人だけおすすみ下さい。

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ふぶきのあした シリーズ あらしのよるに 6

そうか。最終的に、こうなっちゃったか。

なんか、こうなってみると、こうなることは、はじめからわかっていたような気もします。

ネタバレします。
これから、読もうと思う人は、以下は読まない方がいいですよ。

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きりのなかで シリーズ あらしのよるに 4

衝撃的な事実が発覚します。
実は、ガブは、オオカミのなかでは、けっこう下っ端なオオカミだったという(笑)

ちょっとずつずらしていってドキドキさせる手法は、相変わらすです。
こっちも、慣れてきたので、期待はどんな風にずらしてくれるのかなぁということになっていますが。

ただ、ラストは、ちょっと含みのある終わり方です。
うーむ。
それぞれの群れに帰ったとき、彼らは、今までのままでは生きていけない。
では、どうやって、いくんでしょう。

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くものきれまに シリーズ あらしのよるに 3

これは、1巻目を読んだときから思ってたことですが、このお話って、恋愛小説なんですよねぇ(笑)

もちろん、メイが女の子だという話は、どこにもでてきていないのですが。

ちょっと、やくざもんのガブと純なお嬢様のメイが、恋をするというベタベタなお話に取れなくもない。

ガブの方は、手を出したくて、でも、メイの純さに手をだせない。
まぁ、パターン的にはよくあるパターンかな。

さすがに、3巻目になってくると最初のドキドキ感は、薄れてきます。
でも、その分、陽だまりみたいな雰囲気が広がっていて楽しいです。

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あるはれたひに シリーズ あらしのよるに 2

読書ネタって、書くの難しいなぁと思っている今日この頃。
ドキドキする物語であればあるほど、突っ込んだことを書こうと思うと、ネタ晴らしになってしまって、この欄を読んでくれている人が、その本を手に取ったとき、楽しみを減らしちゃうのではないかと心配してしまいます。

ということで、この「あらしのよるに」の続編「あるはれたひに」のことも、あんまり書けなかったりします。

ただ、1つ書いておけば、前作と同様にドキドキします。