松井るり子,読書シュタイナー教育,七歳までは夢の中,子ども,学陽書房,教育,松井 るり子

七歳までは夢の中 親だからできる幼児期のシュタイナー教育

なかなか、優しくするのは難しいと感じます。

イジワルする子の寂しさ、不安に想像がいきながら、それでも、その子を叱ってしまうのは、本当は、その子のことを思っているのではなく、周りの目を気にしているからかもしれないとも、思います。

理想への道は遠いですね。
自分の中に、本当にそんな力があるのかと不安になることもあります。

大村祐子,読書「人はなぜ生きるのか」シュタイナー,ほんの木,シュタイナー教育,シュタイナー教育に学ぶ通信講座,教育

「人はなぜ生きるのか」シュタイナー教育が目指すもの シュタイナー教育に学ぶ通信講座6

シュタイナーの哲学や、思想なんかを眺めて、神秘的な部分は、かなり「アヤシい」と思うのですが、不思議なことに、人に対する洞察などは、「その通り」とコトリコトリと腑に落ちるというか、共感できます。

シュタイナー教育に学ぶ通信講座(6)

大村 祐子 / ほんの木(2000/04)


大村祐子,読書「子どもの暴力」をシュタイナー教育,ほんの木,シュタイナー教育,シュタイナー教育に学ぶ通信講座,子ども,教育

「子どもの暴力」をシュタイナー教育から考える シュタイナー教育に学ぶ通信講座5

とりあえず、子どもと接する機会が多い大人は、優しい気持ちになれる本や、物語をいっぱい吸収しておく必要があると思います。

浅い読み方ですが、わたしのシュタイナー教育のとらえ方は、そんな感じです。

それでも、実際に目の前にある暴力を、優しい気持ちでなんとかできるのかどうかというのは、わからない。
ただ、自分がそれに巻き込まれて、激高するのは防げるか?

でも、そうして感情を抑えることが本当に正しいかと聞かれると、それもわからないというのが、正直なところです。

シュタイナー教育に学ぶ通信講座(5)

大村 祐子 / ほんの木(2000/02)


大村祐子,読書ほんの木,シュタイナー教育,シュタイナー教育と「4つの気質」,シュタイナー教育に学ぶ通信講座,子ども,学校,教育

シュタイナー教育と「四つの資質」 シュタイナー教育に学ぶ通信講座4

うーむ。わたしの気質は、「胆汁質」と「粘液質」の両面あるかな。

最初読んだときは、「憂鬱質」だと思っていたのですが、「痩せています」、「小さくて綺麗な字を書きます」というのは、明らかに違う(笑)
きっと、「幼い頃から自我に目覚めています」とか「物事の深い意味を知りたいと思います」とかいう文章にあこがれて選びたくなっただけでしょう。

でも、「胆汁質」と「粘液質」は、正反対の気質なのだそうです。

で、小さい頃、小学校の通信簿になんて書かれていたかを思い出す。

「落ち着きのない子で……」

多血質?いつも明るく愉快なチョウチョ?
これは、違うと思うのですが……。
「なんにでも興味をもち、夢中になりますがすぐ忘れます」
「印象に左右されやすく……」
あぁ。これや。

そして、正義感と使命感はあんまり無い(笑)
だから、「胆汁質」ではない。

ということで、しっかり見てみると「多血質」と「粘液質」の様です。どっちかというと、「粘液質」の方が強いな。

このあたりの子どもの理解のしかた、そして、接し方は、経験の上からいっても、本当に正しいものだと感じました。

もうちょっと、勉強してみましょう。

シュタイナー教育に学ぶ通信講座 (4)

大村 祐子 / ほんの木(1999/12)


西平直,読書シュタイナー入門,シュタイナー教育,教育,講談社,講談社現代新書

シュタイナー入門

これと、シュタイナー教育のブックレットを何冊か読んで思ったのは、シュタイナーの思想というのは、「人間を健全なイメージ(物語?)のなかで理解していこう」という考え方なのかなぁ。

そのイメージが、ほんとうに「科学的に、客観的に見て正しいことである」とシュタイナーは信じていたようですが、わたしたちにとっては、「そういうイメージを持つことによって、どんな影響が生じてくるか」の方が大切な気がします。
まぁ、だからといって、「そういう影響」を生ずる手段として「そう考える」というのは、本末転倒なわけですが。

ただ、それをイメージとか、懐疑的に呼んでいる限り、本当の効能というのは、少ないのかもしれませんが。

すべてのことに意味があるという考え方は、人が生きて行くにあたって、とっても大事な考え方だと思います。

シュタイナー入門

西平 直 / 講談社(1999/06)