シタフォードの秘密 クリスティー文庫76
うーん、これはクリスティーにしてはイマイチ。
と、思ったのは、けっこう数を読んで飽きてきたせいかもしれません。まあ、あとヒロインが、いまひとつ好きでなかったからかも。基本的に、もてる人の心理ってわからないので。
すぐに、心変わりしそうな感じがするところが、何ともはや。
でも、終盤のみんなが主人公に「どっち?」て質問するところは、好きです。
まあ、ただしクリスティーにしてはという但し書きがつくので、標準以上のできではあります。
しかし、あのトリックは……。気づけよ、警察。というか、わたしも気づかなかったんだけど……盲点なのか?