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そういえば、この前、ツォッホの「サイコロモグラの王様」がプロジェクトコア高槻店で売られていました。

木のおもちゃ屋さんでも、「ザップゼラップ」などは、見かけますねぇ。

この会社のゲームも、もっといろいろやってみいたです。

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サイコロモグラの王様

あけまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

少しあいてしまいましたが、ゲーム会の様子「その4」です。

お昼を食べに行っておられたご家族も続々と帰ってこられました。
なんとその日こられていた家族は、全部で4家族。大人6人、子ども7人でした。
なかには、大阪西区の「西区民祭り 文化のつどい」で遊ばれて、そのときパンフレットを手に入れられて、そして子どもと一緒にこられたというお母さんもおられました。ゲームを愛する皆さんの地道な活動が、少しずつ実っているのを感じられました。

さて、子どもたちと遊んだゲームです。

4歳ぐらいの男の子がちよっとヒマそうにしているので、これ幸いと声をかけました。

「なんかしようか?」

そうすると、もってきてくれたのが、このゲームでした。
けっこう、自信を持って選びました。これがしたい。
多分、この子は、以前もこのゲーム会に来て、このゲームを遊んだことがあるのだと思いました。
でも、わたしにとっては、初めてのゲームです。

後で教えていただいたところによると、このゲームは、この秋にエッセンで発表されたばかりのゲームだそうで、日本ではまだ発売されていない最新ゲームなのだそうです。
だから、日本語訳のルールがついていなかったのか!

ゲームに使うものを見てみると、こんなものがあります。

いろいろなサイコロ。4面ダイスとか、6面ダイスとか、10面もあったかな?TRPGに使うような感じのいろいろなサイコロ。
モグラの本体。いろいろな色をしたモグラの体は、スロープになっています。そして、それぞれその傾斜が違います。
モグラの顔。本体にさしこみ口がついていて、そこに厚紙でてきた顔と口を挿すようになっています。顔は、口のところが開いていて、何かのゲートのような形です。顔には、それぞれの顔でダブらない数字が書いてあります。
モグラの口。口も厚紙で、顔の裏側にさしこめるようになっています。どうやら、これをぬきさしすることで、モグラの口を閉じたり閉めたりするようです。モグラの口にも数字がかいてあります。これは、2~6みたいな感じで、数字の範囲が書いてあります。
ゲーム盤は、ありません。

うーむ。サイコロがあるのに、ゲーム盤がないとは???

「よし、やろう」

と言ったもののやり方の想像もつかん。
そして、ルールの日本語訳はない。
とりあえず、モグラ本体と、モグラの顔と、モグラの口を組み立てて、色別のモグラを作ろうかと思うと、どうも、違うと主張されているようです。

「うーん。おっちゃん、このゲームの仕方わからへんわ」

というと、いろいろと教えてくれるのですが、とりあえずレースゲームだということ以外はわかりません。
うーん。子どもといっぱいゲームするためには、自分もいっぱいゲームをして、いろいろなゲームのことを知っておかなければなりません。

そこに、小学校高学年ぐらいの子が来てくれたので、

「このゲーム教えて」

とたのむと、いっしょにプレーしながら、気よく教えてくれました。

サイコロ、モグラ本体、モグラの顔、モグラの口は、それぞれのプレイヤーが選んでセッテングするためのものでした。まるで、レースゲームで車のセッティングをするような感じです。

手番は、モグラの顔に書いてある番号のとおりです。1番のモグラをとった人は、常に1番にモグラを移動させることが出来ます。
まず、モグラ本体のスロープの部分にサイコロを置きます。それから、モグラの口を開いてやると、サイコロはスロープを転がって、顔のゲート(ようするに口の中ですね)から、コロコロと外に向かって転がっていきます。そして、サイコロの転がっていった先まで本体は移動することが出来ます。
そうすると、面数の多い転がりやすいサイコロの方が、遠くまでいけるので得か?しかし、モグラの口には「2~6」など、数字か書いてあります。そしてもし、この数字の範囲内でなければ、モグラを動かすことはできずに、同じ場所からもう1回になってしまいます。
また、あんまりにも転がりすぎると、あらぬ方に行ってしまうことなどもありえます。

コースは、スタート地点から折り返し地点をまわって、またスタートに戻ってきたらゴールです。

モグラ本体をえらんで、顔を選んで、口を選んで、サイコロを選んで、ゲームスタートです。
会議用の長テーブル1つの上でやっていたので、妙に細長いコースになっていました。
コースの幅が細くて、モグラの本体は結構大きいので、前に出るとけっこう後続のモグラのコースを邪魔することができます。

4歳ぐらいの子は、口をひきぬくときに、手がゲートの前に来てしまって、サイコロが転がるのを邪魔してしまったり、背中からサイコロがこぼれてしまったりと、スタートするまで2、3回手間取ってしまいました。

「口とるときに、前に手をやったら、当たるよ。こっちもちな」

と、手が邪魔にならない持ち方を教えてあげて、やっとスタートから出たときには、トップの高学年の子は、もう折り返しぐらいです。
わたしは、ダイス目が悪かったこともあって、その2人の真中ぐらい。

そのまま、わりと順調にゲームは進んで、高学年の子は、ゴール。
あと1、2回でゴールしそうなりんと、折り返しをまわってきた4歳ぐらいの子との勝負となりました。

「よし、がんばれ」

とゴールした子が、男の子の応援とアドバイスにつきます。
男の子も、かなり上手にサイコロを転がして、前に進むことができるようになってきました。
わたしは、サイコロの目が悪くて、一回休み状態に。
男の子は、わたしのモグラさんのうしろまで追いついてきました。
わたしの順番。
サイコロ転がしてゴール!!

1位 高学年の男の子。
2位 りん。
3位 4歳ぐらいの男の子。

という順位でした。
けっこう単純で、最初のセッティングにちょっと考えるところがあってと、小さい子にとっては、おもしろいゲームだと思いました。