温泉まんが
山田 英生のまんがアンソロジー集、第4弾。テーマは、「温泉」。
テーマ「老境」もビックリしたけど、この「温泉」というのもすごいなぁ。
そして、けっこうあるな。温泉もの。
まあ、温泉回なんて言葉もあるんだから、あってもおかしくないか。
「コスモス楽園記」まで載っていて、ちょっと、楽しかったです。
最終巻です。
ときどき、ヒキがある話があって、それがけっこうよかったなぁと思います。
ここが日本的かどうかは、微妙ですが。でも、ここに住みたいと感じさせられる楽園なのは確かです。
なんか、4巻から急にカラーになっています。
うん、カラーの方が雰囲気でている感じです。
お話は、気楽な方に、気楽な方に、流れているような気もしますが、それが、「楽園」らしくていいのではないでしょうか。
けっこう、お約束な展開も好きです。
ますむら・ひろし、ほんま、自由だ。
メザシ・ブリとマスというのが、くだらなくてとっても素敵でした。1番笑った。そんな、ダジャレ、誰が思いつく……。
ネコの目で星を眺めてみたいものです。
なんか、謎が解けそうで解けない感じが好きです。
最後のオチも、そこにおとすのか~と、はぐらかされたみたいな感じが、ものすごく気持ちいいです。
あと、あのお医者さんねこ、好きです。自由に生きている感じが、実に好き。