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ファウンデーションの危機 下 新・銀河帝国興亡史1

人間と一緒に、ロボットが、お猿の脳へ精神接触しているのですが、ロボットにそれは可能なのだろうか?

いや、ベンフォードが、彼女を人間として扱いたかったのだなぁというのはわかる。でも、心は人間でも、ボディは鋼鉄で、頭脳は陽電子頭脳なのだと思っていたので、この解釈の仕方は、ちょっと違和感があります。

まあでも、そういった、「きっとアシモフなら……」という部分を気にしなければ、とても楽しい小説です。

残りの2人が、あとをどう引き継ぐのか、けっこうドキドキします。

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ファウンデーションの危機 上 新・銀河帝国興亡史1

アシモフの「ファウンデーション・シリーズ」を読めるのですよ。もう1回。
しかも、ロボットたちが大活躍。

でも、やっぱり、ベンフォードは、アシモフではなかったのであります。
まあ、当然ですが。

うーむ。
多分、第零法則というのは、もっと微妙で、もっとロボットの機能そのものにプレッシャーを与えてしまうものであるような気がします。

それがあるから、ロボットはある程度安心するのですが、使う段になるときっと、もっとためらってしまうもののはず。

でなければ、ただ単に権力者がロボットに変わっただけです。

なんというか、アシモフのロボットたちは、もっと優しいのですよ。