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キング・ルイ

「チキン・メモリー」を持ってきた子のお母さんも交えて、「キング・ルイ」。
2年生の子には若干難しいかと思っていたのですが、遊べないことはないなぁという感じでした。
まあ、この子の場合は、ちょっとゲーム慣れているということも、考慮しとかないとダメだと思います。

今回やつてみて、難しそうだと感じたところは2点。

まずはやっぱり点数計算。かけ算と足し算を駆使するのは、やっぱり2年生では、無理っぽいと感じました。
まあ、かわりに計算をしてあげることはできるのですが、それはつまり、ゲーム中に自分の点数がどうなっているのか、よくわからないということですから。

もう1点は、結果が後になって出てくるということですね。
「6ニムト」とか、「はげたかの餌食」だと、悪い結果も、よい結果も、すぐに出てきてある意味理解しやすいわけです。
でも、「キング・ルイ」の場合は、「自分が集めているカードは場から消える」というジレンマがあるために、すごく長期的に考えなければならないわけです。1

ということで、お母さんは、けっこう楽しんでおられたようですが、2年の子にとっては、ちょっと難しすぎたか?

順当に、わたしが勝って、お母さんが勝って、2年生の子という順番になりました。
うむ。リベンジは果たした(こらこら)

ミッドナイトパーティ

さて、ゲームを始めるとそれに夢中になってしまって、周りが見えなくなってしまうわたしです。

冷静になって、周りを見回すと……。
オイ。オイ。オイ。

なんと、前回以上のものすごい人だかりです。

クーゲルバーンや、積み木なんかをならべてあったスペースも、すっかり撤去されてテーブルがおかれています。
1つのテーブルに、2つか、3つぐらいのゲームが、ギュウギュウづめに立っています。

なかには自分たちで、ゲームの遊び方を読んで遊んでくださっているご家族もあるのですが、基本的には、スタッフがインストしますので、スタッフも、てんてこ舞いです。

混みすぎて遊ぶスペースがなくて、子ども優先ということで、保護者の方々はゲームに入ってもらえずに壁際に立って列ばれています。

誰だ?
「2回目は、ちょっと減る傾向があるみたいだし、今回は、ずーっとこんな感じと違うかい。」
なんて、お気楽な発言をしていたのは??

最終的に、スタッフをふくめて参加者は、70名近く。
部屋の収容人数は、50名ということで、またまた会場がパンク状態でした。

うぅ。もっと、広いスペースが必要ですねぇ。もちろん、スタッフの数も必要なのですが、それ以前にスペースがゆったりとしていれば、自分たちで遊んでみようという気が増進すると思います。

ということで、こんなときの救いのゲームということで、「ミッドナイトパーティ」を立ててみました。
さすがに、この状況では、子どもたちを集めてインストして、他のゲームのインストに飛び回ってということで、一緒には遊べません。

まだ、2回目のゲーム会ということで、あんまり知り合いができていません。で、家族で固まって遊ぶという感じになっています。
とりあえず、このゲームは、たくさんの人数で遊べますので、知り合いじゃない子どもたちも、いっぱい巻き込んで遊べるということがいいところです。
それから、ルールがシンプルで1回インストすれば、子どもたちだけでも遊んでいけるという部分も、こういう状況のスタッフにとっては、救いだと思います。

ということで、遊びから、あぶれている子どもたちをみんな集めて、

「やっといてねー。」
「友だちになってねー。」

とプレイ。
本当は、もちろん、ずっとプレイの様子を見ていられたり、一緒に遊んで盛りあがるがいいんですけどね。

でも、子どもたち、歓声をあげながら楽しんでおりました。
すごいゲームです。
さすが、「キング・オブ・子どもゲーム」。えっ、2位でしたっけ?2

ミッドナイトパーティ


  1. もちろん、本当は、「6ニムト」も、「はげたかの餌食」も、どのカードを残せばいいかとか、長期的に考えなければならないわけですが、なんだろう結果と原因の関係が理解しやすいのです []
  2. 今年の「日本ボードゲーム大賞子どもゲーム部門」のトップは「ねことねずみの大レース」でした。 []

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キング・ルイ

「キング・ルイ」を遊んでみたいとのリクエストがあって、小学生とお母さんにインスト。
ただし、インストしたのは、ベテラン・スタッフでした(笑)
ほら、まだ1回しか遊んだことないから。

ということで、親子と、ベテラン・スタッフとヘタレ・スタッフの4名でプレイ。
以前プレイしたときは、会社が同じ、食べ物を扱っているということで、ちょっと「マンマミーア」と似ているなぁなんて思っていたのですが、今回遊んでみて、それほど似てなかったです。

似ていると感じたのは、

かけ算のけっこうめんどくさい点数の出し方は、なんか「トール」に似ているよなぁ……。
1列全部引き取らなければならないルールは、同じ時期に出た「コロレット」に似てるよなぁ……。

という2点です。
このあたりが、ゲーマーの人に、

「『コロレット』があれば、『キング・ルイ』はいらないかな」

と言われている理由かもしれません。

でも、その分、けっこうルール的には、子どもに理解しやすくなっているのではないかと思います。

「王様よりもたくさん食べたら、失礼ですから0点にかなります」

という説明とか、そういう物語的なところ、題材では、こっちの方がとっつきやすいです。
あと、プレイする人数によって、「マンマミーア」のようにカードの数を調節しないところも、なかなかいいところだと思います。
セットアップに時間がかかるゲームって、なかなか、子どもだけで遊んだりできないんですよね。

問題は、最後の点数計算のかけ算と足し算だけです。
このあたりはもう、計算の練習をするか、電卓を使うぐらいしか、解決の方法がないかもしれませんが。

人に、自分のカードを渡して点数計算してもらって、

「はい。きみの負け~」

とか言われるのは、ちょっと抵抗があるかも。その意味で、かけ算ができる年齢以上の子どもにオススメのゲームといえるかもしれません。

キャントストップ

最後は、小学校高学年の子とそのお父さんと遊びました。
小学校高学年の子ということで、難しいのも遊べそうということで、久方ぶりの「キャントストップ」をしました。

4つのサイコロを2つずつの組にして、その和を考えるというのは、1年生ぐらいの計算ができていればできそうです。
でも、実は4つのサイコロを見て、どんな組み合わせがあるのかを思いつくのは、けっこう大人でも慣れるまで難しかったりします。

4つとも違う数字が出たとして、3種類の組み合わせがあるのかな。
例えば、「1」、「2」、「3」、「4」の目が出たとして、

  • 「1」と「2」で3。「3」と「4」で7。
  • 「1」と「3」で4。「2」と「4」で6。
  • 「1」と「4」で5。「2」と「3」で5。

の3種類。
多分、難しいのは、3種類以上あるんじゃないかと思って、さがしてしまうからなのかもしれません。

まあ、時間をかけてゆっくりやれば、低学年の子でも遊べるゲームなのですが、そうすると今度は、他のプレーヤーがプレーしているときの待ち時間がちょっと気になるゲームでもあります。
落ち着いて、相手のプレイを見守るという技能が必要になってきますね。

このあたり、高学年になると、かなりスラスラと計算ができるようになります。だから、このゲームも、それなりに楽しめたのではないかと思います。

性格でます。
バーストするまでサイコロを振り続けたり、もう、少し進むとキャンプしたり。人の登っている山にはできる限り登らない作戦とか、「7」に必ず1コマおいて進むとか。

最終的には、サイコロの目しだいですから、どっちが優れた作戦とはいえません。それでも、「行くべきか?止まるべきか?」と考えてしまうところが、このゲームの楽しいところですね。

慎重に遊んでいると、他のプレーヤー達が山の妖精になって、

「行け!キミは、もっと上を目指せる人間や!」

とか、耳元で甘い言葉を囁いてきます。
このあたりも、淡々と遊んでいると、なんかソロゲームをみんなで遊んでいるだけみたいになるので、積極的に入れていきたいところだなぁと思っていました。

このゲームで、12月の「ゆうもあゲーム会・大阪」は、終了でした。

キャントストップ


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本日、第2回の「ゆうもあゲーム会・草津」が滋賀県草津市の草津市立図書館2階の視聴覚室で開催されました。

「ぱふ・草津店」でのチラシの減り方が尋常ではなく、前回よりも部屋を大きくしたもののパンクするのではないかと心配していました。
2時ぐらいまでは、人数も少なく、一画に作ったおもちゃのコーナーで、小さな子達がクーゲルバーンを飽きずに続ける姿を見つめたりと、スタッフもまったりとした時間がすごせました。

……しかし、2時を過ぎたぐらいから、続々と人が集まってこられて、結局は、部屋からあふれるぐらいのすごい人数になりました。

スタッフをあわせて、その数、69名!!

スタッフの数もたりないのですが、なによりも場所が足りない状態で、はじめは作っていた積み木などのおもちゃのコーナーを潰して急遽ゲームのテーブルを作ったり、となかなかにてんてこ舞いでした。
参加していただいたかたには、充分な対応がしきれなかったかもしりれません。残念です。

スタッフの充実と共に、もっと広い会場を確保していくということが、次回からの課題ですねぇ。

参加している子どもたちの平均年齢が約6歳ぐらいです。

今回は、持っていったゲームが多すぎたようで、次回はちょっと精選したいと思います。
参加してくれた子どもたちの平均年齢は約6歳ぐらい。来てくださる方の傾向がちょっと見えてきたので、次回からはそれをふまえて、チョイスしていこうと考えています。

今回は、「ジャンピングフロッグ」というお手軽なゲームが、とてもよく遊ばれていました。

おもちゃコーナーも、しっかりとコーナーのスペースがあると遊んでもらえるのですが……今回は途中から、消滅してしまったので、ちょっと残念。

わたしが遊んだゲームは、

「ハリガリ・ジュニア」
「ジャンピングフロッグ」
「チキン・メモリー」
「ミッドナイトパーティ」
「ルミ」
「はげたかの餌食」
「キング・ルイ」

などなどでした。
数が少ないのは、草津では、受付担当だから~。でも、ごめんなさい。みんなに任せて、こんなに遊んでます。

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11月の「ゆあもあゲーム会・大阪」には参加できなかったので、2カ月ぶりの「ゆうもあゲーム会・大阪」です。
そういう気がしないのは、このところ、ほぼ2週間に1回ぐらいのペースでゲーム会に参加しているからですね。

さて、おそらく今年最後のゲーム会です。
遊んできたゲームは、

「生き残りゲーム」
「手さぐりゲーム」
「レーダー作戦ゲーム」
「モンテローラ」
「ベンガベンガ」
「イヌイット」
「ねことねずみの大レース」
「キング・ルイ」
「キャントストップ」

などなどでした。
「アングーラ」を持っていったら、子ども(と一部大人)になかなか受けておりました。

ゲーム会終了後、事務所に場所を移して、反省会&忘年会&ゲーム会。
そこで遊んだゲームは、

「オバケだぞ~」
「カエルがチュッ」
「王位継承」
「アレクサンドロス」
「トゥー・メニー・クックス」
「イエローストーン」
「リストラの朝(仮名)」
「カルカソンヌ 城」
「七つの印」
「森の影」
「五色百人一首」

などなどでした。

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キング・ルイ

今回は、カードゲームをとってもたくさんしました。
ボードゲームの方が、最初「ニューエントデッカー」、「ウサギとハリネズミ」とわりと時間がかかるゲームばっかりだったということもあるかもしれません。

「6ニムト」から始まって、ボードゲームが3つ入って、「シタデル」から後は、「右へ左へ」、「コロレット」、今回の「キング・ルイ」、「パパラッツォ」、「ドメモ」、「リミット」、「クク」まで、あと紹介するゲームも、すべてカードゲームばっかりです。

「キング・ルイ」は、その中でも、軽いほうに入るゲームです。

飽食の王様、キング・ルイのお食事会が行われています。
テーブルには、たくさんの料理。
プレーヤーたちは、お食事会に招待されたお客です。テーブルから料理の皿を選んでとっていきます。
残った料理は、すべて王様がお食べになります。
お客のたしなみとして、同じメニューの料理を王様よりたくさん食べるわけにはいきません。はしたない食べすぎは、王様のご不興を買ってしまうのです。
また、王様はゆっくり優雅にお食事をお食べになります。また、とっても慈悲深い王様のこと、ときには、かわいいペットのドラゴンにご自分のお料理をあげられたりなされます。
そうすると当然、王様のお食べになるお料理が減ってしまうので、お客たちは注意が必要です。

というような感じのゲームです。
これも、「コロレット」と同じくアバクスシュピーレのゲームです。
おやでも、アバクスのいつものカードゲームの裏とデザインが違ったような気がします。

えーと、表のカードのデザインは、色遣いといい、描かれいるものが食べ物のところといい、ちょっと「マンマミーア」を思い出させる感じです。まぁ、あちらは、材料の絵で、こちらはもう料理されたメニューの絵の違いはあるのですが。

料理は、7種類ぐらいあります。
最初、プレーヤーの人数×2 枚のお料理のカードが表を向けてならべられます。

手番のプレーヤーにできることは、次の3つです。

  1. その中から1種類の料理を選んで、自分の手元に引き取ります。複数枚同じカードがあるときは、すべて引き取ります。
  2. 山札から1枚お料理のカードを引いて、人に見られないように手札に加える。
  3. お料理カードのなかにドラゴンのカードがあれば、ドラゴンを1枚取って、王様のお料理のカード2枚を取り除く。

すべてのプレーヤーが1周この手番をすませたら、残ったお料理は、すべて王様のものになって、ラウンド終了です。

ラウンド開始時に、必要な数のカードを場に配れなくなったらゲーム終了です。

王様のところにある料理と自分の料理を種類別に分けて数を比べてみます。

王様よりたくさん食べてしまったお料理。王様は、ご不興です。0点です。その種類のカードは、すべて捨ててしまわなければなりません。

王様より、少ないお料理は、点数になります。
そして、王様は、ご自分が好きなお料理ほど、たくさんの点数をくださいます。
カード1枚あたり、王様の食べた料理の枚数分の点数が入ります。
つまり各種類の料理ごとに、

(自分のカードの枚数)×(王様のカードの枚数)
ただし、(自分のカードの枚数)<(王様のカードの枚数)

という計算をして、それをすべて足していくわけです。

すっごく、簡単なゲームです。
でも、最後の点数計算が、かけ算と足し算が入り組んで、ちょっと電卓が欲しくなったのは、わたしだけでないはず。

えーと、みんなが取っていって、残りが配置されるというのは、なんか、はじめの方にやっていた「パリス」みたいな感じです。
でも、今回は、数をカウントするだけだから、考えやすい感じがします。

なかなか、うまくできています。王様のところに同じ種類の料理がならべは、その料理は高得点になるわけです。
でも、その料理をたくさん集めるためには、場に表に向けられたそのカードを取ってしまうわけにはいきません。

また、誰が何を集めているのか?というのを見極めることも大事です。
ギリギリの線を集めている人は、高得点になりそうです。そんなときは、ドラゴンに、王様の料理を食べてもらうと、一気にそのカードは0点に転落してしまいます。

なかなかに、考えさせられる良いゲームです。
ドラゴンが食事すると、誰かが悲鳴をあげるところあたりも、盛りあがる要素です。

1回取ると手札が固定してしまう、ドラゴンが2枚ともでてしまうと、先が読みやすくなってしまうなど、ちょっと、単調かなと思えるところもあるのですが、短い時間で、サクッと遊べます。

ちょっと、点数計算は子どもには難しいかなぁと思ったのですが、みんなでワイワイとジレンマを楽しめるよいゲームでした。

と、前回と同じ結論を出して、今回は終わりです。