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ピコベーロ

でこねぇさん、みな蔵さんは、ごはんの準備に。
双子ちゃんたちは、ゲーム棚漁りを。

見つけてきたのは、「ピコベーロ」。セレクタ社の幼児用ゲームです。3.5歳からのゲーム。

セレクタ社は、ボードゲーム遊びだしたころにちょうど名作の「ねことねずみの大レース」が日本に入ってきた頃で、子どもゲームといえば、セレクタ社かハバ社のゲームという感じでした。
木のおもちゃ屋さんには、あの柔らかい色のかわいらしい絵のゲームが並んでいました。
今は、木のおもちゃと3歳までのゲームに専念ということで、ほとんどのゲームの制作から撤退しちゃったようで、ちょっと残念です。

「こ、これは、ちょっとキミたちには簡単すぎるかも……」

「もうすぐ、ご飯だから、簡単なのでいいやん」

ものすごく雰囲気のいいゲームですし、子どもたちのいうことももっともなので、遊びました。

「ピコベーロ」は、洗濯物をロープに干すゲームです。
自分の手番には、サイコロを振って洗濯物を干していき、早く全部干せた人が勝ちです。勝つか負けるかは、サイコロ次第。勝敗は完全にアウト・オブ・コントロールなゲームです。
「果樹園ゲーム」と同じくゲームというよりは、一緒に遊ぶ雰囲気を楽しむゲームだと思います。

雰囲気…というかコンポーネントは、とっても良いです。
各プレーヤーは、編んだバスケットとその中にはいったフェルトで作った洗濯物が渡されます。洗濯物は、色とりどりで、ちゃんとTシャツやズボンやワンピースの形をしています。
これを、木製の小さな洗濯ばさみで、物干しロープに干していきます。
このまま、ままごで洗濯遊びができそうな感じです。

手番のプレーヤーは、最初、色のサイコロを振ります。そして、出た色の洗濯物を洗濯ばさみを使って、物干しロープにつるします。もし、もう干している洗濯物と同じ色が出た場合は、残念、新たに干すことはできません。
その後、もう1つのお天気サイコロを振ります。お天気マークがでたらもう1回色のサイコロを振って洗濯物を干すことができ、雨マークがでたら洗濯物を1つ外さなければなりません。

もう本当に、ルールはこれだけ。
どの洗濯物を干してもいい、ワイルドカードな目というのもあるのですが、雨もあるので、けっこう前に進まなかったりします。

ただね、このゲーム、小さな木製の洗濯ばさみで、洗濯物を干したり、外したりするのが楽しいゲームなので、これでよいのだと思います。

ちょっと、洗濯ばさみが壊れやすい感じがするところが欠点かなぁ。あと、サイコロなので、勝敗はまったくの時の運でコントロールできません。だから、子どもが勝つように調整するとかいうことも不可能です。

さすがに、双子ちゃんたちぐらいの年齢になると、このゲームでかんしゃく起こしたりはしませんが。

でも、負けたプレーヤーの洗濯物は終わらないので、最後まで干さないと気持ち悪い感じはするようで、

「終わり~」

と言った後、アミーゴちゃんは、

「じゃあ、残ったやつは干しとこう」

と一旦全部干してから、取り入れしておりました。

ご飯だよ~。

アンナ・モーリッツ,Anna Mauritz
Selecta Spielzeug
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