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ダイアモンド

うちのねぇさんのお気に入り「ダイヤモンド」も遊びました。
これも、「マウアー」と同じように、握るのが熱いゲームです。

バースト系のゲームで、わたしは、同じ系統のゲームでは、「クラウド9」が大好きなのですが、最近は、「ダイヤモンド」も、単純な美しさがあってよいゲームだなぁと思います。

もっとも、うちで「ダイヤモンド」なんていうと、ネフ社の積み木のダイアモンドか、あのおもしろゲーム「ミスターダイヤモンド」か、この「ダイヤモンド」かわからないのでご注意下さい。
ときどき、全然、かみ合っていない会話をしているときは、危険です(笑)

さて、「ダイヤモンド」ですが、ダイヤモンドを目指して、どんどん坑道を突き進んでいくゲームです。

坑道は、カードで表されています。山札から1枚ずつ表にして、坑道を続けていきます。
カードには、そこで発見できた宝石の数がかかれています。
発見した宝石は、坑道を進んでいるすべてのプレーヤーで山分けです。
あまった分は、ケンカにならないように(笑)そのままそこに置いておきます。

こうやって、どんどん坑道を進んでいって、どんどん宝石を集めていけばいければいいのですが……そうは、問屋が卸さない(古)
坑道のなかは、宝石だけではなく、危険もいっぱいです。
カードのなかには、「落石」、「サソリ」、「毒ガス」、「ヘビ」、「謎の大爆発」などのアクシデントのかかれたカードも入っています。

カードをめくるたびに、プレーヤーは、自分がこれから先に進むのか、引き返すのかを決めて、一斉に公開します。

引き返せば、今まで集めた宝石を本当に自分のものにすることが出来ます。また、途中においてきた宝石も、引き返す人たちで山分けすることができます。
でも、引き返した1歩後に、たくさんの宝石が発見されるかもしれません。

進めば進むほど、たくさんの宝石が手に入る可能性があります。しかも、進む人数が少なくなれば、取り分は、どんどん大きくなります。
でも、奥に進めば進むほど、危険も大きくなります。すべてを失ってしまうかもしれません。

アクシデントのカードなのですが、種類が違うカードが何枚めくられてもなにも起こりませんです。
しかし、同じ種類のカードが2枚めくられると……その坑道からは、帰ってこれなくなっています。その坑道を進んでいるすべてのプレーヤーは、今までその坑道で得た宝石をすべてなくしてしまいます。

まさに、「ハイリスク・ハイリターン」。

「ダイアモンド」のよさは、そのシンプルなところにあります。
ゲームの肝は、「行くか?」、「帰るか?」の2択だけです。
それなのに、カードがめくられる一瞬は、ドキドキします。

こうして、全員が無事に坑道から生還するか、坑道が塞がるかまでを5回プレーすると終了です。

さて、今回のゲームですが、1回目、2回目と、メチャクチャはやい時点で坑道が塞がってしまいました。
ほとんど全員、宝石を全然持ち帰っていないという……。
すごい展開。だ、大丈夫か、このゲーム?

3回目あたりから、わたしがビビって、素早く帰る。それは、見事に当たりで、これも、すぐに塞がりました。

期待の4回目。これも、2回連続で、アクシデントが出て、終了。
オイオイ、だれだよ、シャッフルしたのは(笑)

5回目、さすがに、今度は長く伸びそうな感じです。でも、アクシデントカードがでてくると、今までが今までだけにビビる、ビビる。

そして、帰ろうと握ったら、5人中3人までが、一緒に帰ってしまいました。

そしてなんと、後は悠々2人旅。けっこうたくさんの宝石が出て、一気に逆転されてしまいました。

優勝したのは、ゲストのお父さんでした。
またかよ。大丈夫か、ゲーマーたち(笑・笑・笑)

ブルーノ・フェイドゥッティ,Bruno Faidutti,
アラン・ムーン,Alan R. Moon
アークライト
発売日 : 2011-06-18