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るくるく10

結局、はじめの頃にあった、「地獄がいっぱいあふれすぎて…」という話は方便で、天地創造の実験をしていたということでしょうか?

まあ、天使は天(神)の存在を否定して、存在し続けることはできない。でも、人間は違うという話か?
そして、あえてそれを試みるからこそ、堕天使なのか?

なんか、モヤモヤっとしたまま、「るくるく」完結です。

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るくるく9

まあ、天使をまどわしてこそ、悪魔・堕天使ルシフェルなんですけどね。

さて、神様は、なにを考えているのか……なにも、考えていないのか?
そして、悪魔のねらいは?

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るくるく8

なかなか、意味深なセリフで終わる1巻です。
ストーリーが動き出すのかな?

そして、るくも、だんだん悪魔らしくなってきた?

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るくるく7

古のものがでてきて、ちょっとビックリ。まあ、なんでもありだから(笑)

悪魔的なところが強調された「悪魔の家さがし」や「悪魔の人生相談」の後に、「悪魔の幻灯機」や、「悪魔の電影 悪魔の電視」みたいな話をもってくるところは、絶妙のバランス感覚というか、なかなかあざといというか。

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るくるく6

神は、なんにもしてくれない。
だから、これ以上、人間が地獄にあふれないように、悪魔が人間を救わなければならない……。

たしか、これが、「るくるく」の基本設定だったと思います。

でも、神が、すべてを作った全能のものであるのなら、人間が地獄に堕ちていくことも、悪魔が人間を救おうと走り回ることも、実は、すべて、神の御心にかなったことなのかもしれません。

今気づいたけど、瑠玖羽というのは、ルシファーのことだよなぁ。

ちょっと、るくが、最近、よくしゃべるようになってきました。