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まんがでわかるまんがの歴史

タイトル、「マンガで読むマンガの歴史」だと思っていました。

大塚 英志。
これをかける人、多分、日本でこの人一人だと思います。いや、あとはこの人の師匠のみやもと 太郎ぐらい。もう、みやもと 太郎もこの世にはいないのですが。
ただ、サラッと偽史を入れていないかは、ちょっと心配。

まあ、フィクションじゃないところで、それをしないかとは思うけれど。
といいながら、ビックリするほど記憶から内容が消えています。

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のろい屋姉妹 ヨヨとネネ 上

ひらりんのかく話は、どうしても、設定が多すぎて、わかりにくくなりがちだな~。
これは、多分、裏設定でいいような設定を、無理に表に出そうとしてしまうからか?

この話自体も、設定の説明的な話です。
だからといって、おもしろくないわけではないのだけれど、決しておもしろいわけでもないという……。

その点、設定読んでも、物語読んでもおもしろい永野 護は、やっぱり天才だと思います。

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三ツ目の夢二2

大塚 英志の民俗学シリーズは、好きです。
これは、若干構成を複雑にしずぎた気もします。お話が、実はわりとと単純なのでこうなったのかな。ひらりんの資質という気もします。

お話は、おもしろくなってきたところで、本質的な問題には触れずに、やっぱり、うやむやに……。
ぜひ、仮想マンガ史は読んでみたいです。

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多重人格探偵サイチョコ4

「多重人格探偵サイコ」の方だけではなくて、こっちの「サイチョコ」の方も、すっかりストーリーを忘れていました。

なんで、西園と小林が、2人いるんだ?こっちでは、多重人格をそんな風に表現していたのか?とか思ってしまいましたが、そういえば、タイムトラベルものでしたっけ?

初恋物語が、ものすごく好きというか、ツボでした。

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三ツ目の夢二1

大塚 英志の夢二もの。
夢二ものとかいっても、「北神伝綺」に夢二が、ちょい役でてできたぐらいか。

でも、夢二とお葉と晴雨っていうのは、おもしろい素材だなぁと思います。その辺のことは、もっと知りたい気持ちにさせてくれます。
大塚 英志が、そうやって、「自分で知識を広げて活きなさい」と導いているとしたら、それはそれで、成功しているかも。

物語も、やっぱり、ひらりん単品よりは、大塚 英志がかかわっている方が、まとまりがあるというか、ストーリーとしても読みやすいです。

パターン的には、「MADARA青」とかと一緒で、最初に回数を宣言された呪いがかけられる感じです。三つ目というのは、その呪いのカインの印なわけですね。
このへんの持って行き方が、うまいよなぁ。「どろろ」パターンです。

……そして、多分、呪いは全部解決されないうちに、物語はうやむやになるんです。
ある意味、同人誌にフレンドリー?

好きなんだけど、まとまったお話として読みたいという欲望もあります。