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大長編ドラえもん5 藤子・F・不二雄大全集

もはや、全く知らない映画用ドラえもん。
それなりに楽しいのですが、ネタ的には、一周まわっている感じです。年に1回はかなり厳しかったのではないかと思われます。

「のび太とブリキの迷宮」のブリキたちは、「のび太と鉄人兵団」のロボットととどこが違うのかというか、劣化してないか?

「のび太の夢幻三銃士」の解説なんかを読むと、一回、すべての限界をとっぱらった想像力で、「大長編ドラえもん」をかいて欲しかったなぁと思います。

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大長編ドラえもん3 藤子・F・不二雄大全集

ちょうど、「のび太と鉄人兵団」をTVで見たのは、ドラえもんも、もう卒業だな~と思っていた頃でした。
原作を読んだのは、今回が初めてかな。

どーせ、いつものパターンで、つまんないんでしょ位の気持ちで見ていたのですが、もう、ぐいぐい物語にひきこまれて、

「ドラえもん、おもしろいやん!!」

と、ものすごい衝撃を受けた思い出があります。

リルルのラストに泣かされて、そこからエンディング。
声のないところで語られる「その後」。このあたりは、実は記憶違いなのかもしれないけれど……。声がないのに、声が聞こえる。わたしの記憶の中では、そういう名シーンになっております。

ということで、アニメ映画の印象が強いのですが、原作マンガの方も、傑作です。