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僕の妻は感情がない6

誰かを大切に思うことは虚しいことではない。例え相手に、心があろうがなかろうが。
この部分を大切にかいている「僕妻」は、多分、そのうち、「ちょびっツ」のパートーナー(コンピュータ=ロボット)さえいれば、何も要らないに、ゆっくりゆっくり至っていくような気がします。
このマンガでは、その時、ロボットが、すべての人を向社会的人間になるように促すという提示はされているけれど、実は、向社会性は幸せの絶対条件ではないかもしれない。

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僕の妻は感情がない5

「ちょびっツ」の向こう側にこのマンガはいこうといているのかもしれない。
そんなことを感じた5巻目。

いろいろな技術によって人類の考え方はあともどりができないぐらいに変わっていく。機械によって、孤独を癒やされることは悪か?
それと共に、人間のエゴで機械が苦しむ(少なくともそのように見える)のは、本当に正しいことなのか。

人間のモラルと、機械にとってのモラルと、両方を考えていかないといけないかもしれない。

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僕の妻は感情がない4

もしかしたら人間だって、「愛のようななにか」をかえしているだけかもしれない。

そして、意外とおじさんの指摘は、的を得ている。

ただ、この先の世界って、「ちょびっツ」がかきだしちゃったような気もする。

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僕の妻は感情がない2

「家族として迎える」。
そういう選択肢が既に用意されているのか。優しい世界です。

ただ、ロボットの方が長生きだと思っていたのに、どんどんアイボが稼働しなくなっていったことを考えると、この世界でも、そういうことはおこるかもしれない。
そして、この選択肢があるということは、かなりの人が、ロボットを家族として迎えているということなんですよねぇ。

「ちょびっツ」的な未来だ。
あれって、結論はどうなったんだっけ?
なんか、ハッピーエンドに見せかけて、ひどい最後だったような気も。

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キララ、探偵す。

おもしろい。ある意味、とってもツボをおさえた作品ですね。イラストからして(笑)イラストと後ろの解説だけで買っちゃいました。
そして、予想通りのお話。予想以上ではなかったけれど、水準は、けっこう高い。

まあ、ロボットが好きなので、ちょっと評価は甘くなりますね。

しかし、こんなロボットが出てきたら、ますます、人間は人間とつきあうことに耐えられなっていき様な気がしてならないです。

「ちょびっツ」ですねぇ。

アレは、人を裏切らないから。

アレと人間の幸福な関係っていうのは、どういうものなんでしょう。