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せかいいち うつくしい 村へかえる

「せかいいち うつくしい ぼくの村」のシリーズ3冊目。
(多分)完結編です。

2巻でミドラーというキャラクターが出てきて、パグマンの村から出て行ったのは、このお話に続けるためだったのだと思います。

冬の後には、春が訪れる。
希望に満ちた終わり方で、子どもに読ませる本としては、「せかいいち うつくしい ぼくの村」だけを読ませるよりは、とっても正しい終わり方だと思います。

でも、その物語の裏で、戦争が続いていることを、大人は決して忘れてはいけない。

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ぼくの村に サーカスがきた

「せかいいち うつくしい ぼくの村」の続編。
実は、前日譚だとも聞いていたのですが、真相は、ちょっと違ったみたいです。

「せかいいち うつくしい ぼくの村」では、語られなかった「秋」のエピソードが中心です。

今回は、ヤモが主人公ではなくて、ミラドーという少年が主人公です。
ミラドーが村からでていくお話です。

ミラドーは、サーカスについて行くのですが、やっぱり人々は暖かくて、優しくて、貧しくはあるのですが、悲惨な感じはありません。

そして、ラストシーンは、「せかいいち うつくしい ぼくの村」のラストシーンにかぶるのですが、救いがかかれています。

次の「せかいいち うつくしい村へ かえる」に続いていく、希望のあるラストシーンです。

衝撃度は減ってしまっていますが、やはり、こういう未来が暗示されている方が好きです。その分、実はこっちの方が残酷なのかもしれませんが。

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せかいいち うつくしい ほくの村

ときどき、絵本の世界には、衝撃的な物語がありますね。
これも、そんな1冊です。

もともとは、近くの子が、4年生の教科書に載っているのを読ませてくれました。

アフガニスタンの物語です。

以下はぜひ、絵本を読まれてからお読みください。