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じんべえ

おもしろいんだけど、やっぱり、こういうパターンの話になっちゃうわけですね。
うーん、最近は、このパターンは、あんまり好かないんですねぇ。なんか、男の都合の良い話という感じで。

渡辺 多恵子の「ファミリー」とかでもあったパターンで、昔は好きなパターンだったんですが…。

なんか、男の方がこのパターンを願って、悲惨なことになっていることもある気がして。
「Papa told me」の親子関係でも、そうなんですが、子どもや、女の子が「そう思う」のと、男の側、保護者の側が、「そう思う」のは、似ているように見えるけれど、ものすごい違いがあると、わたしの理性が告げています。
モラルの問題ですね。
でも、傍目には見分けつかないじゃないですか。男だって、恋愛モード(欲望モード?)に入っているときは、物語がバーーッと頭の中に出来ちゃっていて、自分でもわかんなくなっちゃってると思うんです。

たがら、「カリオストロの城」のルパン三世の様な理性は、とっても大事で、両方が願っていても、あえてそうじゃない選択もあると思います。
そう考えると、宮崎 駿、案外まともなのか?

しかし、これ10年以上前の作品ですが、全然、今と作風が変わっていないです。

もっとも、この後、じんべえが踏みとどまるのかどうかというのは、一切かかれてはいないので、もしかすると、そのあたりも、あだち 充の凄さかも。