くおんの森4
1巻読んだ時には、こんな話になるとは思わなかったですよねぇ。
というか、詩音が出てきてから、あきらかにお話がわかってきています。
ぐっと、自分の好きで得意なところに引き寄せた感じはあるのですが、それは、そこが全力で表現できる場所なので、多分、正解。
言葉と音が出会う……みたいな。
こういう、ソフトなやおいっぽいのは、好物です。何でかというと、それは、萩尾 望都と竹宮 惠子と、木原 敏江が偉大だったからとしかいいようがないのですが。
ちょっと、エヴァも入ってるのかな?イメージとして。シンジとカヲルみたい。
最近、「鋼の錬金術師」の荒川 弘人とか、「結界師」の田口 イエロウとか、意外な人が(わたしの中でですが)女の人だという事が判明しています。
そして、この本を読んで、多分、釣巻 和も、女の人だとわかった……と、思う。多分……。
微妙な感じのやおいっぽいお話で、雰囲気はいいです。微妙に、わかりにくいテイストは、釣巻 和らしいといえば、らしい。
書痴っていうのは、遺伝するのでしょうか?
絵柄とお話の雰囲気がとてもあっていて、いい感じです。
でも実は、ちょっと怖い話なのかも。