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ちはやふる47

スポ根マンガとして、ずーっと、競技としてのかるたによっていくベクトルと、人間ドラマとして、ちはやと新、太一、しのぶちゃんとお母さん、名人とゆきこさん、そして、読手たちと広がっていくベクトルのバランスが、絶妙です。

で、物語をどっちにもひっぱっていって、今、もう弾けるぐらいに盛り上がっています。

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五色百人一首

ちょっと休憩。
子どもたちは、2階に上がってバーコードリーダー1をピッピいわしたり、ゲームハウスを探検。
基本、大人しか住んでいない家なので、まぁ、あんまり子どもが見てはいけないマンガとかも、ゴロゴロ転がっていたりするのですが……。

子どもたちは気にせずに、バーコードを読ませて、ピッピッと楽しんでおります。
それ、おもしろいか?音なってるだけですが……。

昔、ぼくらがお店屋さんごっこをしたときは、レジスターの数字をガチャガチャと押すのが憧れの的でしたが、最近(というほど最近ではなく、もうここ10年以上かな前からかな)は、バーコードリーダーでピッピッといわすのが、花形の様です。

で、そんな混沌の2階からアミーゴちゃんが見つけて、

「コレしよう」

と持ってきたゲームは、「五色百人一首」でした。
それ、札が1枚足りないから、よけて置いといた取り札ですな。

ということで、ちゃんと札がそろっている読み札を一式探してきて、遊びます。

「五色百人一首」は、百人一首を20枚ずつ色分けて、20枚の札で「百人一首」を遊べるようにしたものです。
読み札も、取り札も、同じ色で色分けされていて、

「今日は、青色の札でするよ~」

とかいうと、青い札だけを並べて、青い読み札だけを読みます。
そうすることで、5分から10分ぐらいで、「百人一首」の源平戦ができます。

もともとは、TOSSという学校の先生の研究団体がつくったもので、学校でもよく利用されています。
双子ちゃんたちも、学校で遊んでいるそうです。

源平戦は3人以上で取り札を囲む、お正月の「かるた取り」ではなくて、、1対1でする「百人一首」の遊び方です。
対面して、自分の前に並べた札を取っていきます。

「これ、誰か札を読む人がいるよ」

というと、

「わたしが読むわ」

とポッドちゃん。
読んでもらったら、けっこう上手に、浪々と読んでてビックリしました。

若干、今のルールはわたしが習ったルールとは違っています。というか、源平戦ではなくて、なぜか、カルタのルールになっています。いつから、そんなルールなんだろうというのと、なんでそんなルールになったのかは、ちょっと疑問です。

20枚のカードを10枚ずつにわけて、一方を受け取り自分の前に自分の方を向けて並べるのは、同じです。
自分の陣地と相手の陣地に、それぞれ10枚からススタートします。
それから、読み札が読まれたら、相手の陣地のカードでも、自分の陣地のカードでも、見つけたら素早く取ります。

カードを取った後、わたしの習ったルールでは、相手の陣地のカードを取った場合は、自分の陣地のカードを1枚相手の陣地に送ります。
こうして、自分の陣地からカードがなくなれば勝ちというルールでした。

でも、最近のルールでは送り札は一切せずに、ひたすら取っていって、最後に取った札の数を比べて勝敗を決めるようです。

うーん。送り札した方が、絶対に楽しいと思うのですが。
送り札のルールは、不利な方にカードが集まるという調節機能があるし、札が1枚残って最後の1枚が読まれるという不毛なことも起こりません。2
まあ確かに、そうした方が、教室などで複数のグループで対戦しているときには、ゲームの終了時間を揃えられるという良さはあるのかもしれませんが、別に一緒にゲームが終わらなくても、1、2分待つだけだろうと思います。
まあ、送り札をするのを忘れたりすることはあるのかもしれませんが、それは、次の札が読まれたら、前の札にはもどらない。取った札の枚数で勝敗が決まるのではなくて、自陣の札がすべてなくなったものが勝つということを徹底すれば、2、3回すれば絶対に忘れなくなると思うのですが……。

あと、今回、子どもたちとやって、教室の教師が若干ルールをゆがめているのではないかと思うところがあって、心配な感じがありました。

1つは、暗記時間を取らないこと。
これ、「五色百人一首」のすぐに覚えられるというよさを完全に殺している気がするのですが。
双子ちゃんたちは、空いた時間に裏を見ていると、

「裏を見るのはずるい」

と言ってました。
実は、「五色百人一首」の取り札の裏には、上の句が書かれています。空いた時間に、裏を見て上の句を覚えることができるのです。
ここが、この「五色百人一首」の最大のいいところで、試合時間の1番やる気のある、集中力のあるときに、裏を見ることで上の句も下の句も覚えることができるのです。
もちろん、読み札が読まれて札を取るときに裏を向けて読むのはなしですが、ありとあらゆる空いた時間(それこそ、早く試合終了してしまったり)に、覚えられるようになっています。
その仕組みを使わないって、まったく、意味がわかってないのか??

まあ、負けたくないから言っているだけならいいのですが、この「裏見るのはずるい」って、教師が言っているとしたら、ちょっと問題だなぁと思います。

あとなんか、両方が手に触れた場合は、ジャンケンみたいに言っていて、それは、それでいいのだけれど、明らかに、相手の手が下にあるときにもジャンケンって言っていたのですが、それもちょっと気になりました。

「札をとばしてはいけません」

というのは、狭いところでやっているので、ある程度わからないでもないですが……。うーん。
まあ、2人ともがそういうのなら、そのルールで仕方ないですな。

札は五色でわかれていて、青の札から遊び始めることが多いようです。子どもも、青の札が強い子は多いです。
実はわたしも、青の札なら、けっこう覚えています。
ただし、わたしの覚え方は、頭から順番に唱えないと出てこない。

良く覚えているのはアミーゴちゃんの方でした。札を探す能力は、わたしの方がちょっと上で、なかなか良い勝負でしたが、結局、僅差で負けてしまいました。

「今度はわたし」

とポッドちゃんが言うので、今度はわたしが読み札かと思ったら、

「違うよ。わたしが読む」

とアミーゴちゃん。
ということで、りん対ポッドちゃんで、もう一対戦。

……。アミーゴちゃんが、ボットちゃんとやらない理由がわかりました。
ポッドちゃん、激強。
5枚ぐらいしか取れなかった……。

こ、これは、昔、子どもに教えて貰った、下の句と上の句のはじめだけ覚えとく作戦を実行する時がきたか。
覚え方の本も、どっかにあったはず……。

  1. なぜ、そんなものが家に(笑) []
  2. これは、正式ルールに、読み札は17枚しかよまないと書かれていたので、正式ルールでも起こりません。 []

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ちはやふる20

詩暢ちゃん、よいわぁ。
名人たちの天才故の孤独。

そして、かるた協会も、全力でバックアップ??

近江神宮にも、お客さん増えているみたいです。
そういえば、京阪のちはや電車、写真を撮りに来ている人もいるみたいです。

なんか、熱い。

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ちはやふる14

詩暢ちゃんの目には、まだ、女子は、だれもうつってないというのが、なんというか、彼女の孤独を際だだせていていいと思います。

そして、かるた。奥が深い。
おまけ4コマも、その奥行きをちゃんと形作っているピースになっているのが、凄い。

それぞれ、1人1人のドラマを造るのが、本当にうまいです。

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咲-Saki-1

裏表紙の作品紹介には、

「麻雀の実力が人生を左右する時代に…」

てなことが書かれていますが、作品の中身的には、今のところそんな説明はないです。
今よりちょっと、麻雀がメジャーになった未来社会のお話です。どれぐらいメジャーかというと、各高校校に麻雀部があって、全国大会が開かれているぐらい……。

おい(笑)

まあ、囲碁、将棋、かるた……。その麻雀バージョン。
もちろん、中学生ですから、賭け事はしません。点数のやりとりです。なんと、雀荘でも、ノーレート。まあ、雀荘の仕組みってわからないのですが、賭けてするのが一般的かと思っていました。

ここまで健全にしても、なかなか、麻雀部は許可もらえないだろうなぁ……。というか、クラブ活動の時間内に、ゲーム、終わるのか?

でも、ルールがちょっと複雑(特に点数計算)なのと、時間がかかるのを除けば、麻雀って、けっこうおもしろいゲームだと思います。
わたしは、自分のお金が、意味もなく減っていくのは大嫌いなので、賭けてはしたくないですけどね。でも、賭けなくてもいいのなら、さそわれたらすると思います。

まあ、お金を賭けたときの打ち方と、賭けなかったときの打ち方では、全然、違うゲームになるという話もあるのですが……。

ストーリー的にも、その「真剣勝負」なところは、ちょっと気にしているみたいです。で、それぞれに、負けられない理由があります。

主人公の咲は、毎局、プラスマイナスラセロになるように手を調整してしまう少女。
あり得ません(笑)
なんか見ていると、どうも、嶺上牌が、裏からでもわかるみたいです。もしかして、積み込み?と、誰でもそう思うけど、違うみたいです。
ラプラスの魔物?

でも、この能力も、本当につよい人には発揮できないみたいです。

基本、スポコン。
そして、スポコンって、やっぱり、物語としておもしろいのです。