タスクマスター 失われた過去
思ったよりも、切ないお話でした。もっと、コメディよりのお話を期待していた。なんでだろう、コスチュームが、ちょっとお笑いな気がしたのかも。
まあ、読みながら、ドラマ版の「シークレット・インベーション」も見ていたのですが、シールドというか、ニック・ヒューリー、けっこう、赦されんことをしているなぁと。
とことん息子を利用しようとするノーマン・オズボーン。
軽いだけでなさけない印象だったハリーですが、今回のは、ハリーのいいとろこがけっこうかかれている感じ。
どうしても、自分は父親の理想の息子にはなれなかったというコンプレックスは残るけど、別に、理想の息子になる必要なんてないよね。そこすら、父親の影響でゆがめられているというところが、可哀想なところです。
まあ、今回のエピソードで父親から独立できたのかな。
でも、結局、ノーマンは生き延びてダークレインは続く。
「インフィニティ・ガントレット」のサノスです。
悪役、ごついおっさんで1冊出るというのが、なんというかアメコミの太っ腹さを感じさせる気がします。
マーベルのボスキャラの中では、ギャラクタスとならんで、なかなか無茶苦茶な存在です。
でも、ギャラクタスが、なんとなく自然災害的なイメージがあるのに対して、サノスの方は人間的な感じがします。
負け続けの人生を運命づけられているとかアダム・ウォーロックにいわれて、自分でも納得しているところが魅力的です。いや、お前それでいいのか?
あれ?それは「インフィニティ・ガントレット」の方で、こっちは、ひどいことが起こってばかりのお話だったかな。
メメントモリ。