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とりから往復書簡2

うーん、この手のマンガで、ものすごくおもしろいと思わせるのは、難しい気がします。
でも、コレ、水準以上にはおもしろいです。

日常のなかには、おもしろいことがいっぱいあるけれど、それを覚えていて、相手が出してきたお題に合わせて、うまく引き出すのが、けっこう難しい気がします。
それが出来るのが、噺家とマンガ家ですね。

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性別R!

割とまぁ、似たような価値観を持った人が集まるので、悩みはあったけど、それほど大きく人間関係を壊さずにつきあっていけたのかなぁ。

夫の人が、1番、どう受け止めていいのか微妙な気がします。

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のろい屋しまい

ひらりんという人は、たしか、「聖痕のジョカ」の設定をいっぱい山のようにつくっていた人だと思います。
元々、そういう設定をつくるのが好きな人なんですね。

ということで、話自体は、たいしたことは起こらないのですが、設定がゴチャゴチャしたお話です。

設定をいろいろ考えられて、絵もそれなりにうまいというのは、才能です。普通のストーリーをのっけていても、読者がいろいろと深読みをしてくれる。
あとは、これで読者の想像力を越えていくだけの今までにないストーリーを考えられると、すごいマンガができるのですが……。

今は、まだですね。

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おもいでエマノン

なんとな~く、題名は聞いたことがあるのですが、読んだことはなかったです。
梶尾 真治自体、読んだことがないです。

ということで、鶴田 謙二の絵に惹かれて、「おもいでエマノン」です。ただし、鶴田 謙二も、読んだことがないです。というか、知らない……マンガ家?イラストレーター?

思ったよりも壮大で、思ったよりも地味な、不思議な感じのSFです。

でも、人の記憶から消えることが第2の死だとするのなら、エマノンと出会えた人は、彼女が生き続ける限り、死なないのだなぁとしみじみと思ったりしました。

でも、ずっと残されて憶えていく方は、辛いのかも。

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冥王計画ゼオライマー 完全版

今はなき、エルピーブルに乗っていたという名作マンガ(笑)

そういえば、「いつまでも どこまでも」も、エルピープルだったんだよなぁ。

1巻なので、出来としてはそれなりなんですが、1巻ものとしては、充分に楽しめると思います。
この人、もともと、長く長く話を書いて、おもしろくなっていく人だからねぇ。