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ナナカド町綺譚

うーん、20年 以上前のマンガです。

須藤 真澄の「電気ブラン」を見つけてきたのは、多分、兄貴だったような記憶があります。
そういえば、15年ほど前に、ラジオドラマを小学生たちと作っ様なかすかな記憶があります。

「ななかど」は、なのはと実験くんが、一緒に歩くようになっているところが、このマンガの素敵にところだなぁと思います。

「アメージング・プレース」は、実はいろんな解釈ができる話だなぁと思いながら読みました。

今は、20年前と比べると、やっぱり感性的にはにぶくなっちゃったり、純粋ではなくなったところがあるので、昔みたいにものすごく物語に同化するということはなくなっちゃったけれど、やっぱり、この人の作品は好きだなぁと思います。

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時の地平線14 諸葛孔明

時の地平線、完結です。

戦うことがきらいな三国志。まあ、無理矢理な部分もあるけれど、それで一貫させたのはすごい力だと思います。
数ある三国志のなかで、また、新しいページを開いた三国志だと思います。
北方三国志と、これとは、真っ逆さまに違うけど、どっちも好きですね。

まあ、ちょっと不満は、最後に英さんと孔明の新婚家庭の様子がまったくなかったことかなぁ。でも、きっと、人にまかすことができない孔明ですので、実際も、こんな風に働きづめだったのかもしれません。

今回の劉禅は、お馬鹿でないです。
そして、魏延も、最後でけっこう泣かせてくれました。

蝋燭倒すのが魏延でなかったのが残念です。笑えたのに(不謹慎?)

乱世の終わり。それは、次の乱世までのしばしの休息にすぎないのかもしれませんが、それでも、その時間が出来るだけ長く伸びるように。
そう思うのは、とても正しいことだと思います。

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時の地平線13 諸葛孔明

2ひきの龍は、まるで、たがみ よしひさが「滅日」で描いた滅日の様です。
ただ、あれをあんな風に処理しちゃうのは、諏訪 緑ならではですねぇ。

子竜が、なかなかの見せ場です。後の馬超もいい感じだ。なんもしないで突っ立ってただけだけど(笑)

「蒼天航路」の劉備と孔明の関係も、この「時の地平線」の劉備と孔明の関係も、なんとなくかきかたは全然ちがうのですが、同じようなことを表現しているなあと思います。

関羽が死んだら、三国志も後半戦。
でも、これは、孔明が主人公だから、もうちょっと先まで続くかな。

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時の地平線12 諸葛孔明

英さんが、けっこうちゃんと孔明のことを意識していて、かわいらしいです。

そして、関羽死す。
えっ、展開、はや。

ところで、「曹操軍の軍師孔明」って、なによ!!!
あかんやろう、これは。

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時の地平線11 諸葛孔明

軍師は、みんなわりと淡泊な性格です。
仲達の野望、低すぎ。

でも、いい人だ。
そして、いい人な軍師って、ダメそうだ(笑)