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NANA-ナナ-21

ある意味、前巻以上に重苦しい空気の立ちこめた1巻でした。

でも、この巻で、なんで今まで「未来の話」と「現在の話」1が同時に語られてきたのか、その理由がちょっとわかる気がしました。

これ、現在の話だけですすんだら、ものすごく重すぎる話になってしまいますねぇ。

これが、未来にどう繋がっていくのか?
それて、もっともっと先は、どうなって行くのか?

けっこう楽しみです。

  1. もしかすると、「現在の話」と「過去の話」かも。 []

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うすべにの嵐/エスケープ 矢沢あい初期作品集3

巻末のインタビューが、いいですね。
はじめに「悩みありき」というのは、今の「NANA-ナナ-」でもかわっていないと思います。
それに、キャラクターの魅力がプラスされた感じです。

しかし、物語の中心になる悩みから、キャラクターの性格づけをしていくとは、なかなかに論理的思考の持ち主だ。

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バラードまでそばにいて 矢沢あい初期作品集2

なんとなく、「NANA-ナナ-」につながっていくような感じのストーリーでした。
芸能界だから、そう感じただけか?

でも、今の派手さはないです。

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風になれ! 矢沢あい初期作品集1

このあたりも、普通の少女マンガですねぇ。
ちょっと、カラーの描き方とか、紡木 たくっぽい感じがしました。ストーリーも、すごい影響受けている感じが。
まあ、どっちが先にいた人なのかはわからないのですが……同時期だと、でも、紡木 たくって、ものすごくたくさんの人に、影響をあたえていると思います。1

まあ、普通の少女マンガ……とかいたけれど、「普通」よりは、なんか妙なリアルさというか、生々しさがあって、それが、「NANA」につながっていくんだろうなぁと思います。

でももし、わたしが、この時期の矢沢 あいを読んでいて、その後追いかけたかというと……多分、追いかけなかったと思います。

  1. ただし、どうやっても紡木 たくと同じレベルの絵やお話の人はいなくて、自分なりに影響を取り入れたという感じの人が多かったと思います。 []