漱石とはずがたり1
「知る」っていうことが、「楽しい」ということに気づかせてくれる1冊です。
こんなけ知ってれば、そりゃ楽しいわ。
ちょっと、腐なところも良いのではないでしょうか。
題名から、ちょっとエッチな話かと思っていたら、ものすごいストロングスタイルの三国志の豆知識(というより、三国志時代の歴史の豆知識)のマンガでした。
しかも、前半のコラムとマンガが別れていない「あらすじ編」のパートは、字が小さすぎて読めないぐらい半端ない情報量。
そして、結論は、やっぱり曹操はすごかった……という、ごく当たり前の結論に。
でも、孔明が謎のホーミングをしてビームを出す人という認識は、本当になつかしいなぁ。
でも、そうやって、三国志に入っていく人って、けっこう多いのかも。わたしは、NHKの人形劇からかな。もしかすると、そのパロディの「STOP劉備くん!」からかな?
妹は、そこから、ゲームに進んだんじゃないかと思います。
妹は、三国志マニア(?)で、その影響が、強いですねぇ。
まだ、「コーエー」が、漢字の「光栄」で、元気だった時代のお話です。
表題作のシリーズとタイムマシンの話が、結構よかったです。
しかし、この人の本当の絵柄って、どれなんだろう?
タイムマシンの話は、ちょっと、デジャブを感じて、なにかなと思ったら、とり・みきのリリカル作品集に載っていてもよかったような感じ。
あんまり、似てないか?こっちは、リリカルではなくて、スクラップスティックです。
ポチャッとしたメガネの女の子好きです。
柳沼 行の新作。時代劇です。
ストーリー展開は、あいかわらずゆっくりです。
この作者、この絵柄だから、続きを読んでみようと思うけど、もしかして、もっとリアルな絵柄だったりしたら、「ダーーー!」とか、短気になって続き読めないかもと思ったりもします。
今回、主人公、男の子です。
題名も、いいけど、多分、ストーリーとはそれほど関係ない気がします。
完結です。
「ふたつのスピカ」、「もうひとつのスピカ」ともに、いいお話だったなぁと。本当に思います。
いっぱい元気をもらった気がします。
不器用なお話。でも、そこがいいと思います。