樫木祐人,読書ハクメイとミコチ,ファンタジー,樫木 祐人,HARTA COMIX,KADOKAWA

ハクメイとミコチ7

めっちゃ、わかり味が深いというか、こんな風に感じたいというお話が入っているんですよねぇ。

ファンタジーな世界でも、しっかりと地に足が付いた日常はある。

平井和正,読書ウルフガイ,マンガ,学校,平井 和正,幻魔大戦,新幻魔大戦,映画,石ノ森 章太郎,角川文庫,KADOKAWA

幻魔大戦1

ウルフガイ・シリーズが、アダルトもヤングも読み終わったので、今度は、幻魔大戦シリーズを読み進めていこうと。

ということで、「幻魔大戦」。マンガ版の最初の「幻魔大戦」があって、「新幻魔大戦」があって、「真・幻魔大戦」を始めるにあたって、補足的にマンガのノベライズとして出てきたのが、この「幻魔大戦」ということであっているのかな。
まあさらに、石ノ森 章太郎が1人で描いているマンガ版の「幻魔大戦」というのもあって、あれもたしか、マンガ版の最初の「幻魔大戦」の続きだったような……。

普通に「幻魔大戦」というタイトルだけで、マンガ版が2つと小説版が1つあるという。そして、それらが、いろいろ関係しているという……。

最初は、この「幻魔大戦」も、マンガ版の最初の「幻魔大戦」と同じく、月が落ちてきて地球側が負けて終わる予定だったみたいすが、20巻たっても、そうはならなかったという。

中学校ぐらいのときに映画化されて、それをきっかけに読み出したんですよねぇ。これが、映画のストーリーなんてスケールが小っさすぎるとほうもないお話です。
この1巻から3巻までぐらいの超能力の派手派手展開も、めちゃくちゃ面白いです。なんていうか、この人も、まるで見てきたようにお話をかく人なんだなぁとつくづく思います。

ルナ姫の未来予知と現実が二重写しに見うるところとか、ありえないところが、ものすごくリアルに感じられます。

樫木祐人,読書ハクメイとミコチ,マンガ,樫木 祐人,HARTA COMIX,KADOKAWA

ハクメイとミコチ6

小さな行き違いと、小さな楽しみ。
それが、うらやましくて、みんな素敵でときどき泣きそうになります。

旅人の服も、格好良かった。
その格好良さを表現できているところが、このマンガの凄みかも。

読書,鶴谷香央理メタモルフォーゼの縁側,単行本コミックス,鶴谷 香央理,KADOKAWA

メタモルフォーゼの縁側5

何が変わって、何が変わらなかったのだろうか。
それぐらい、静かにというか、緩やかに日常は流れていって、その時は、もう命がけぐらいで大切に思っていたものも、大切だということにすら気づかなかったものも、穏やかに変化していく。

「物語」は、大きな変化をかく事が多いのだけれども、そういう小さな変化に気づかしてくれるこういう物語も、とてもいいなぁと思います。

うららは、多分この後、同人誌をかくことはもうないんじゃないかと思うし、もしかしたら、市野井さんに会う事もないのかもしれない。
もちろん、こっから、マンガ家への道もないことはないかもしれないけれど、どっちにしろ、これからも、この物語の中の人たちは、生きていくのかだなぁと感じられて、とても、素敵だなぁと思います。

樫木祐人,読書ハクメイとミコチ,樫木 祐人,HARTA COMIX,KADOKAWA

ハクメイとミコチ5

なんだろう。
この淡々としているけれど、日常ともちょっと違うマンガのさりげないシーンに、時々、涙が出そうになるのは。

疲れているのかも。このマンガがあって、よかった。