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「ゲームの話」にあわせて、ゲーム日記以外の題もつけていくことにします。

「リンク集」に、「KID’S いわき ぱふ」登録しました。

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2月15日(土)。
突然思い立って、京都は宇治市のKID’S いわき ぱふへ行くことを決意しました。

KID’S いわき ぱふのWebサイトから、周辺の地図を出して印刷して、地図で確認して、レッゴー。

自動車で行きます。ナビには、今日もヒマな妹さん。でも、ナビゲーターとしての能力は、ほとんどゼロです。さすが、りんの一族です。

京都の小倉に伯母の家があります。たしか、そこって観月橋に近かった様な気が……。

それぐらいの前知識で、いきなり自動車に乗り込むところが、方向音痴の証拠です。

「とりあえず、伯母さんの家の方に行くね」

ブッブーと自動車は走ります。
伯母さんの家にも、もう2年ぐらい行っていません。
あら不思議。京都に入っていきなり、道に迷ってしまいましたよ。

「あれ?小倉って、こんなに遠かったっけ?」

「道こんでるから、そう思うだけとちがう?」

「でも、もうこのあたり、『宇治』っていう看板が出てるんですが……」

おかしいですねぇ。小倉を通って宇治に出る予定だったのに、小倉を全然通らないうちから、もう宇治に着いたと看板がいうのです。
まったく、こまった看板だ。

けっこぅ細い道を行きますと、観月橋という看板が。

「観月橋あったぞ。地図見て、地図」

「わたしたち、橋のどっちから来たの?」

「宇治橋、わたってええんか?わたるぞ」

「えっ、ちょっとストップ」

こういう状況のときが、1番事故にあいやすいので、注意しましょう。
とりあえず、宇治橋を渡って、第一ホテルの駐車場に車をおいて、地図を確認。

「わかった。ばっちりやで、りんちゃん。もう、すぐそこや」

すごい。奇跡です。一発で目的地に着いたようです。
なんで、小倉を通るという過程が間違っていたのに、素直についたのか?
それはもう、方向音痴というマイナスと、小倉を通るという過程の間違いのマイナスが、かけあわさってプラスになったとしかいいようがありません。
まぁ、いいや。ちゃんと着いたんだし(笑)

「KID’S いわき ぱふ」は、自動車一方通行の商店街の中にあるお店です。自動車は、商店街の駐車場に止めて、お店に行きます。
本屋さんの隣の大きなお人形のおかれたお店で、看板も大きくでています。

中にはいると、本と木のおもちゃがたくさんおいてあります。
ズカズカと入ると、妹が着いてきません。
??

「すいません、お客様。はきものをはきかえてお上がりください」

お店の方にいきなり注意されてしまいました。
このお店も、入り口でスリッパにはきかえないといけないのでした。

「いやぁ、下駄箱があったからどうしようかと」

と妹。

「しってんにゃったら、言ってくれよ~(泣)」

気を取り直して、靴は着替えてお店にゴーです。
お店の中は、特にすごい数の絵本です。
お店の方が電話の対応をされています。
なになに、お手玉のことがラジオで取り上げられてから、お手玉がすごく売れて、売り切れ状態だみたいな話をされているようです。

入り口付近には、ハンマー・トイとかがあります。
妹は、そういう乱暴なオモチャは、大好きなようです。ハンマーを振り回したり、吊ってある木のモービルをはじいたりしてめずらしそうにしています。
でも、わたしは、キョロキョロ。

ボードゲームとか、カードゲームは?

奥まですすむと階段があります。階段のところにも、所狭しといろいろな子育て関係、絵本関係の本が置いてあります。
上は、物置かな?のぼっていってもいいのかな?

木のおもちゃも、最近大好きになりつつあるのですが、これだけだったら、来た甲斐がありません。

「あのー、ボードゲームとか、カードのゲームを探しているのですが?」

とお店の人に尋ねると、そういったちょっと年上の子ども用のおもちゃは、2階にありますよとのこと。
2階にレッツゴー。

2階。
2階は、パラダイスでした。

「ど、どうしよう」

「どうしたん?」

「お金がたりない」

「まだ、買うもん決めてもいやへんやんか!」

だって、ざっと棚を見渡しだけで、「カヤナック」はあるわ、「ディスクショット」はあるわ、「枝のゲーム」はあるわ、「ノエ」はあるわ、「ダイナマイト」はあるわ……。
あぁ、「リーチ」までおいてある。

棚の前で、

「うっ」

と、うめいているわたしを見かねて(?)、お店の方が来てくださいました。

「あの、何歳ぐらいのお子さんがおられるのですか?」

きた。いつもの質問。

「えーと、小学校1年生ぐらいなんですけどね」

多分、妻だと思われている妹が隣で爆笑を押さえていますが、最近、この言葉がスラスラ出てくるわたしです。
平気で、嘘をつく人々?
だって、嘘じゃないもん。

なんと、一番奥の棚は、見本の棚だそうで、自由に遊んでもいいのだそうです。
子ども連れのお客さんが、わたしたち以外に1組。見本の棚から、色々出して遊んでいます。

わたしたちも、いくつか、カードゲームを教えてもらいました。
やっぱり、こういうお店に働いておられる方は、自分の売っているものに対して、誇りと愛情を持っておられるのだなぁと感じる一瞬でした。

「これは、わたしのオススメなんです」

と紹介していただいたゲームが、「かしこい農夫」でした。

それから、「ピノキオ」、「メルヘンカルテット」などを実演しながら紹介してくださいました。
「メルヘンカルテット」は、「YELL」というお店で手に入れていたのですが、あれ以外にも種類がいろいろありました。探してみたら、しってるお話ばかりのカードもありそうでした。

妹もあとから、

「お店の人のお気に入りがあるってすごいなぁ」

と言っておりました。

「ちょっと、テレビゲームのおもちゃ屋さんとは違う感じでしょ」

と言うと、

「うんうん」

とうなずいておりました。

一通り、多分20分ぐらい説明していただいて、棚を探して買うものを考えます。

イメージとしては、ボード1つとあとカードがいくつかほしいなー。

ボード。「ディスクショット」、「カヤナック」、「すすめコブタくん」、「枝のゲーム」……。もうすでに、予算オーバーです(笑)

「カヤナック」と「枝のゲーム」は、予算オーバーになるので、今回はパス。
「すすめコブタくん」は、サーカスをしているコブタくんがあまりにもかわいいので、購入決定。でも、家帰ってから、ゲーム中はサーカスしないことが判明して、ちょっとショックを受けました(笑)
「ディスクショット」は、こういう体動かし系のゲームを持っていないので購入。

次は、カードゲーム。
まずは、ハバのリトルゲーム「ニャーニャー」購入決定。ハバのリトルゲームで、ネコだから(笑)。
「ダイナマイト」と「ノイ」だったら、数字が増えていく「ノイ」の方がいいよなぁ。
「コンツェルト・グロッソ」は、ほしかったゲーム。「ラーのリファレンス」があった場所と同じところに「コンツェルト・グロッソのリファレンス」もおいてあったよなー。
「メルヘンカルテット」の生活のヤツは、けっこう誰でも出来そうだったよなー。
「妖精さがし」もいいなー。でも、「動物さがし」は、お店の方に紹介してもらったよなー。
あぁ、でも、オススメと言わはったゲームは、「かしこい農夫」だぞ。

どんどんどん、と机の上にカードの箱が積み上がります。

「ハウマッチ?」

「うーん、○○円ぐらい」

妹は、方向音痴ですが、計算は速くて正確です。やっててよかった公文式。

「思いっきり、予算オーバーしてますなぁ」

「今日の映画が見に行けへんようになるほど買ったらあかんよ」

その日は、「指輪物語 第二部 二つの搭」を夜に見に行く予定の日です。

なくなく、減らします。
ジェスチャーゲーム、「コンツェルト・グロッソ」。
オススメゲーム、「かしこい農夫」。

品物持って、レジに。

チーン。

「ありがとうございました。
オモチャのこと、たいへん、お詳しいんですねぇ」

調子に乗って、知ってるゲームは、妹に解説しておりました。それを聞かれたらしい。

「えっ、ええまぁ。し、仕事がらかな…」

また、となりで妹が笑い死にしかけています。
どんな仕事やねん。おもちゃ屋か?すわっ、ライバル?

というような感じでしたが、品揃えも豊富で、とってもよいお店でした。
1階にも、子どもたちが遊ぶスペースがあって、家族連れが見られました。

「あれ、2階に直接上がる階段があるやん」

「でも、ドアのところ、1階から入ってくださいって書いてあったよ」

本当ですか?

帰りしは、「大津」という看板の方向へ。
行きしなには通ったことのない、山道に入っていきます。

「ほんまに帰れんのか?」

「大津って、書いてあるやん」

「奈良県大津とかとちゃうやろなー」

なんと、南郷のあたりに道はつながっていました。

「YELLにもよって帰るか?」

「あぁ、あの椅子」

ちょっと、思い出してうっとりしています。

「でも、第2、第3土曜は、休みやったんとちゃう」

その通りでした(笑)

お給料もらった、また行こう。
ということで、無事に家に帰り着きました。

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ボーネルンド草津

子ども用のゲームがほしいよう。
ということで、「tsukaのおもちゃ箱」というWebサイトを教えていただいたことは、以前このページにも書きました。
滋賀県のお店も、何件か載っていて、

近々、行こう。すぐ行こう(笑)

と思ったわけです。

そこで、新年があけてすぐに、一番手頃なこのお店に行ってまいりました。
「ボーネルンド草津」です。

まず、なぜこの店が1番手頃かというと、地理的にすごく近くて、場所がしっかりとわかっているというのがあります。

なんせ、草津近鉄百貨店のなか。草津近鉄百貨店なら、仕事しているときも、何度かお昼ご飯を食べに行ってるところです。

おお、こんな近くに!!

それから、お手頃なもう一つの理由。
それは、「ボーネルンド草津」に行こうと思い立ったのが、正月も正月、ど正月の真っ最中だったので、他のおもちゃ屋さんが開店してないかもしれないなか、まあ、近鉄が開いていたら、なかのお店も開いてるだろうてな思いもありました。

なぜかその時、実家に帰っていたのですが……、そして、どう考えても下宿に帰ってから行った方が、場所的に効率が良かったのですが……。
思い立ったら吉日。
すぐに車を走らせて、行ってきました草津近鉄。

ボーネルンド草津は、近鉄百貨店のなかにあるごく普通のおもちゃ屋さんでした。
テレビゲームも売っているし、ミニカーや、プラモデル、ぬいぐるみなんかもおいてあります。

でも、そんななかで、ちょっとだけ他のおもちゃ屋さんと違う一画が。
そこは、木のおもちゃや、外国のおもちゃのおいてあるスペースです。
大きさ的には、棚2、3個分ぐらいでしょうか。おもちゃ屋さん全体の1/3から、1/4ぐらいのスペースでした。
たくさんあるのは、積み木とか、バランス系のゲーム、かたちをあてはめて遊ぶようなパズルがあったと思います。
りんのめざしているボードゲームや、カードゲームのスペースは、さらに少なくて、棚ひとつ分ぐらいです。

でも、感動しました。
ラベンズバーガーのゲームが、普通の百貨店のおもちゃ屋さんにおいてあったのですから。

カードゲームとかは全然なくって、あったのは、ラベンズバーガーのボードゲームが3つほどありました。
メビウスさんとかであつかっているゲームよりも、より子ども向けのゲームがおいてあるという感じでした。
どれも、外国のゲームにルール訳がついて販売されていました。
多分、全部、英語の題名だったと思います。

その棚のあたりを眺めていると、店のお姉さんが、

「なにかお探しですか?」

と話しかけてきてくれました。

わたし、今まで、いろいろなおもちゃ屋さんに行きましたが、話しかけられたのはけっこうはじめてです。
というか、テレビゲームの棚とかにいれば、絶対に話しかけられることってないですよねぇ。

ビビった。

「いや、なんか、楽しくて簡単なボードゲームがないかと思ってさがしているんです」

と言うと、

「うちであつかっているので、お勧めは、これです」

と、ラベンズバーガーの「Snails Pace Race」というゲームを勧めてくれました。
えーと、全て日本語訳のルールがついていて、日本語名がついていたのですが、忘れてしまいました。
おそらくすべて、英語の題がついていたと思います。この題名は、家に帰ってから、Webで調べたものです。

「これは、カタツムリのレースなんですよ。それで、サイコロが2つついていまして、サイコロの目が色になっています。サイコロを振って、出た目の色のカタツムリが進めるんです」

おお。くわしい。

けっこう、しっかりとしたゲームの説明に、感動してしまいました。
こういった外国のゲームが、一般のお店で売られているとき、やっぱりお店の人が、そのゲームの内容についてお客さんから聞かれたときに、しっかりと答えられるというのは、すごく大切なことです。
でも、ゲーム的には、ランダムな要素がなくて、運だけのゲームのような感じです。

「ちょっと、幼いかなぁ。これは、どんなゲームなん?」

わたしが手にとってはのは、大きな家とその中の部屋の絵が描いてあるゲームです。
部屋はタイルになっていて、ならべかえが出来そうです。原題は、「Race To The Roof」。

「そうですねぇ。こちらは、すごろくゲームなんです。さっきのカタツムリのやつよりは、大きいお子さんも楽しめると思いますよ。
なかのお部屋を自由に変えて、いろいろなコースをつくることが出来ます。この赤い○に止まるとですねぇ、カードを引いてもらって、カードで出たお部屋までなぜかとんでいっちゃうんです」

これも、考えるというよりも、ランダムな要素を楽しむゲームです。カタツムリよりは、スリリングそうですし、1回説明したら子どもたちだけでも遊べそうな感じのところはよさそうです。

ボードゲームは、もう1つあって、それが、「つなげていこう」でした。原題は、「Rivers, Roads & Rails」。
原題と日本語名の示すとおり、「川」と「道」と「線路」のかかれたタイルをつなげていくゲームでした。
見たときは、ちょっと「カルカソンヌ」みたいな感じで、4方にのびていくゲームだと思いましたが、つながるところはタイルの両端の2つだけで、かなり簡単そうです。でも、考えるところがありそうです。

「Race To The Roof」を買うか、「つなげていこう」を買うか、かなり迷ったのですが、ちょっと考える要素もほしいなぁということで、今回は、「つなげていこう」をゲットしました。

カードゲームとか、ハバのゲームも見たかったので、お店の方にちょっと質問。

「あー、うちの場合は、木のおもちゃとかが中心になっていますので、そういった外国のカードのゲームとかはないんです。あつかっているのは、日本のトレンディング・カードぐらいなんです」

カードはないのか。残念。ハバは?

「ハバというと、海外の大きい百貨店の名前かなにかですよねぇ。ちょっと、わかりかねるのですけど」

そういうハバもあるのでしょうか。りんにも、ちょっとわかりかねますが、多分、そのハバとわたしのさがしているハバは、違うと思います。

でも、なんだか、「自分があつかっているおもちゃを愛しているな」という感じがして、とってもうれしく感じました。