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空色勾玉

かなり前から気になってはいた勾玉三部作です。
国津神と天津神の対立のお話です。
そして、その対立の根本には、イザナギとイザナミという世界を創造した二つの神の対立があります。

天津神の方は、不死の種族です。ケガしても、死にません。
国津神の方は、よみがえりの種族といわれていて、死んでも転生してくることが出来ます。

で、天津神の方は、国津神を滅ぼして、不死の世界を築こうとしているようなのですが、神様は不死でも、それにしたがう民は、普通の人間のような気がするのですが……。
どうなんでしょう?

でも、どちらも、「悪」としては書かれていないところや、主人公の気の強さなどは、とても、おもしろく読めました。

最近読んでいる児童文学(?)は、あたりが多いです。
これも、オススメ。

ということで、続編を買ってこねば。