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うれしいことに、ティ・タイムには間に合ったようで、「6ニムト!」のあとにティ・タイム。
ちょっとしたお菓子もバラックさんが用意してくださっていました。

わたしは、子どもたちと会話。
ちょうど持っていた「ヒカルの碁」のシールのたわいもない話をしました。

たしか、ヒカルと塔矢アキラと塔矢名人と差為のシールがありました。

「わたしは、進藤ヒカルが好きなん」

「ぼく、塔矢アキラが好き。強いから」

やっぱり、主人公とそのライバル強し。

「強いんやったら、塔矢の父ちゃんでも、いいやんか。差為も強いぞ」

「差為は好き」

「塔矢の父ちゃんは?」

「いやーー」

「もう、おじいちゃんやんかー」

やっぱり、年寄りは人気がないのか?
でも、おじいちゃんというほどの年ではないと思います。

「おっちゃんは、倉田さんが好きやなー」

「えー、変な人やのに」

怒られてしまいました。

「見てみ、塔矢アキラとか、2枚あるやろ。こういう、何枚も入ってあるシールは、価値が低い。
 きっと、倉田さんとか、桑原名人とかのカードは、レアカードに違いない」

桑原名人はともかく、倉田さんは違うと思います。
このおっちゃん、何を子どもに力説しているんでしょう(笑)

とまぁ、ここに、書く必要がないぐらいたわいのない会話でした。
「ヒカルの碁」の連載も終わってしまったことですし(泣)

でも、ティタイム楽しかったですよ。
「うつぼゲーム会」でもあるといいなぁ。場所的にも、人数的にもちょっと無理かな?
あ、でも、「うつぼ」の場合は、外でお昼食べるときが、ティタイムみたいになっていますね。

あ、今回、ボードゲームの話題がない。
えーと、い囲碁とか……。

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今回は、おくれて参加の「京都ドイツゲームサークル」です。
おくれた理由は、滋賀県で普及活動をしていたから(笑)
そうです。4月の「京都ドイツゲームサークル」は、「ころぽっくるの家」のゲーム会と同じ日にあったのでした。

普通なら、先に予定の入っていた「京都」の方に行くのですが、「ころぽっくる」の方には、若干責任があるということで、そちらを優先させていただきました。
ちょっと、残念。
この日は、ゲーム会中にティータイムが儲けられるはじめての日ということで、それもちょっと楽しみにしておりました。でも、間に合うのかな?

会場についたのは、夕方頃でした。

6ニムト

会場に入ると、もちろうすでにあちこちでゲームが始まっています。
そして、子どもの歓声。こ、子ども?

なんとこの日は、「京都ドイツゲームサークル」に、子どもが初参加したした日でもありました。

「おっちゃーん」

ということで、子どもたちは、「うつぼゲーム会」にも参加しているゲームファミリーの子たちでした。

今までは、お父さんだけで参加されていたのですが、今回は、なんとお母さん、そして子ども2人を連れての参加でした。

子どもがいると単純にうれしい。
ということで、よってに来てくれた子をだっこして、ちょうど始まったばかりの「6ニムト」をプレーします。

「6ニムト」は、ドイツゲームの基本みたいなゲームです。
とっても、取っつきやすいゲームで、しかも2人~10人まで遊べちゃうという優れものです。

で、今回は、なんと最大人数の10人での「6ニムト」です。

「6ニムト」は、全員一斉にカードを1枚ずつ出して、出されたカードを規則によって場に4列にならべ、それぞれの列の6枚目のカードを出した人が、その列のカードをもらわなければならないゲームです。カードには、牛の首の絵が描いてあって、その牛を出来るだけあつめないようにします。

これを10人でするとどうなるかというと、もの凄いスピードで、場のカードが増えていくのです。
ひどい場合は、たった1回のカードオープンで、同じ列が2回も満タンになってしまうことすらおこります。
はっきりいって、どんなベテランプレーヤーも、作戦なんて立たないんじゃないかというのが、10人でする「6ニムト」なのです。

作戦なんて立たないんだったら、おもしろさ半減とか思われるかもしれません。でも、このゲームのすごいところは、それでもやっぱり作戦を考えたくなるところというか、やっぱり作戦を考えてしまうところ。そして、それがうまくいっても、はずれて牛が大量に自分のところにやってきても、思わず笑ってしまう不思議な魅力のあるゲームです。

例えば、もうすぐ6枚になる列があります。1番大きな数の列です。

50、51、55、58、60

てな感じです。

自分の手持ちのカードは、大きな数字のカードばっかりで、どう考えても、この列の続きにおかなければなりません。

61と70と104

3枚のうち、どれを出す?

「61」を出すと、これは明らかに自分が6枚目を踏んでしまいます。「70」もヤバいかも。でも、もしかしたら、「104」なら誰かが6枚目をおいてくれた後、安全におけるんじゃないか?
ということで、「104」を出します。
案の定、作戦通り誰かが「75」なんて出して

「よしセーフや」

と喜んでいたら、

75、77、80、101、103、104

とあっという間にならんで、2回目の6枚目なんてことがおこるわけです。
そうすると、あの「101」とか、「103」というのは、きっとわたしと同じ様なことを考えて、考えて出したんだろうなーとか、なんでみんな、ここばっかりおくねん!とか、そういうところが楽しいわけです。
展開、派手派手です。

このゲームは、カード10枚ですから、10回カードを出せば1回戦終了です。そして、何回戦かして、得点の合計で順位を決めていきます。

わたしは、2枚ぐらい候補のカードを決めて、膝の上の子にどっちがいいか選んでもらってました。
だって、明らかにあぶないカード以外は、何出しても同じだもん。

「こっち」

「おー、おっちゃんも、こっちやと思っててん」

この作戦なかなかよかったようで、1回戦、2回戦、牛の数1桁に押さえました。

そして、3回戦目。そろそろ、膝の上にいるのも、カードも選ぶのにも飽きちゃって、子どもが向こうに行ってしまいました。
さて、ここからが、本当のわたしの実力の見せ所。

その途端、牛が鬼みたにいにわたしのところに集中してきました。

はっ。これが、わたしの本当の実力?もしかして、彼女は幸運の女神様だった?

手放した幸運は戻ってこない……というか、泣きっ面にハチの言葉通り不幸は続き、あっという間に転落してしまったという……。

「女神カンバーーック」

と叫んでも、やっぱり女神も、幸運も帰ってこなかったという。
実は、最後の2、3枚選んでもらわな勝てへんのやろか?

よ、弱。

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うつぼゲーム会に来てくれている子どもたちも家族で遊びに来ておられてて、にぎやかな会でした。

遊んだゲームは、

「6ニムト」
「スコットランドヤード」
「カタン」
「クク」

やったことないスタンダードゲームを中心に遊べてよかったです。

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ダミー

「うつぼゲーム会」にこられているファミリーの中には、ゲームを始めて1年にもならないわたしなんかよりも、遙かにゲームにくわしいゲーム・ファミリーも何組かおられます。

「うつぼゲーム会」の日だけでなく、日常的にもお家で、親子でゲームをされているようで、とっても、うらやましいかぎりです。

さて、今回も、そんなファミリーの方に新しいゲームを教えていただきました。
ゲームの名前は、「ダミー」です。
実は、わたしオンラインでドイツゲームが遊べる「パーティキャッスル」というページに2、3回顔を出したことがあって、ここで、このゲームを遊んだことがありました。
てっきり、オンライン用のオリジナルゲームだと思っていました。

「パーティキャッスル」では、他にも、「6ニムト」や、「はげたかの餌食」、「ガイスター」、「トスカナ」などが遊べます。
「トスカナ」も、元のゲームがあるのかな?これ以外は、けっこう有名で簡単ななドイツゲームで、楽しむことができます。
でも、2、3回ぐらいしか行ってないですねぇ。忙しいということもありますし、やっぱりゲームは、顔をつきあわせてした方がはるかに楽しいということもあります。

「ダミー」。本当にカードゲームあったんですねぇ。
あまり、ゲームのサイトでも紹介されていないような気がします。

「ダミー」は、3から7までの数字のかかれたカードを使って遊ぶ5人まで遊ぶことができるゲームです。
なんでも、

「世界一ルールの簡単なゲームを作ろう」

という制作者の意図の元作られたゲームで、ルールはすごく簡単です。でも、勝とうと思うと奥はかなり深いです。
「6ニムト」と同じく、けっこう飽きの来ないくり返し遊べるゲームだと思います。

最初、カードをプレーヤーに同数ずつ配ります。これらは、それぞれのプレーヤーの前に山としておきます。

プレーヤーは自分の前の山から、カードを3枚取って手札とします。

自分の手番でプレーヤーは、手札を1枚から3枚場に出すことができます。

場に出されたカードは、かかれた数字ごとに分けてならべていきます。
例えば「3」のカードなら「3の列」を、「7」のカードなら「7の列」をつくってならべていきます。

出したカードによって、その列のカードの枚数がカードの数字と同じになると、その列のカードをすべて手に入れることができます。
つまり、「3の列」なら3枚目のカードをおけば3枚のカードが手に入りますし、「7の列」なら7枚目のカードをおけば7枚のカードが手に入ります。

そして、手札が3枚になるように山札からカードを取って手番終了です。
これを繰り返していって、誰かの山札がなくなった時点でゲームは終了します。

手に入ったカードが、点数になります。ゲーム終了時に1番たくさんのカードを持っていた人が、勝ちます。

人数が多い方が楽しいと思います。
「3の列」や、「4の列」は、すぐにカードがたまりますが、1回の実入りが少なくなります。
「6の列」や、「7の列」は、実入りは多いのですが、収穫までに時間がかかりますし、みんな狙っていますので、せっかく育てても他のプレーヤーが2、3枚連続でおいて、得をしてしまうこともあるわけです。

しかも、手札1枚から3枚出せるというのも、なかなかのルールです。
手札のが「6」2枚とか、「7」2枚だと、確実に2枚一気に出して取れるときを狙いたくなります。でも、そうそう思惑通りには行かなくて、いらないと思ったカードは、「えいや!」と捨てる判断もときには必要です。

勝とうと意識して、作戦考えてプレーするには、小さい子には難しいだろうと思うのですが、勝っていたのは、子どもだったような気がします。
うーむ、記憶が定かではないですが(笑)

だから、ある程度適当にしても楽しめるゲームです。そういうところも、「6ニムト」とちょっとおもしろさが似ているなぁと思います。

きっと、勝負師は、相手の出したカードや、山からめくったカードも覚えていて、後どれぐらいで試合が終わるぞとか、後「7」のカードは何枚あるぞとか、考えながらプレーするのだと思います。

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ミシシッピクイーン

「持ってるけどやったことのないエポック発のゲームをしよう」企画第2弾です(笑)
ちなみに、第1弾は、「エルフェンランド」で、第1回の京都ドイツゲームサークルで遊ばせてもらいました。

「6ニムト」と「アフリカ」は、けっこう遊んでいますので、次回は、「ニューエントデッカー」を持っていこうと思います。
長そうなのですが、だれか遊んでくれますか?

「ミシシッピクイーン」は、蒸気船のボートレースのゲームです。
カッチョイイ5色の蒸気船のコマを動かして遊びます。
このコマのどこがカッチョイイかというと、船は外輪船のかたちをしているのですが、この外輪の部分が動くんです。

もちろん、外輪の部分が動くのには、ちゃんと意味があります。
外輪には、1から6までの数字がかかれています。左の赤い外輪の数字は、その船のスピードを表し、右の黒い外輪の数字は、その船の石炭の残量を表します。

ゲームの目的は、2人のお嬢さんを船に乗せて、できるかぎり速くゴールすることです。

船は、6角ヘクスで表された川のゲームボードの上を走っていきます。
ボードは、いくつかに分かれていて、先頭の船が新しい川のボードに入った時点で、次のボードを継ぎ足します。ミシシッピ川は、グネグネと曲がりくねっているので、川が直進しているのか、右折しているのか、左折しているのかは、その時にならなければわかりません。

また、川の所々には島があって、そこには、お嬢さんたちが待っています。船は、ゴールするまでにこのお嬢さんを2人船に乗せなければなりません。
思いっきりスピードを出している船に、スカートのお嬢さんが飛び乗れるはずはありませんので、お嬢さんのいる船着き場では、船のスピードを1まで落とさなければなりません。

はじめは全員、スピード1、石炭残量6からスタートします。
自分の手番ではプレーヤーは、スピードを1変化させることと、船を1回だけ60度の角度にカーブさせることが出来ます。
しかし、川には障害物もたくさんあります。ときには、川が思わぬ方向にカーブすることもあります。また、レースの駆け引き上、どうしても相手を引き離したいときもあります。お嬢さんのいる船着き場の前なので、減速をしなければならないこともおこります。
1以上の急なスピードアップや、スピードダウン、急カーブの時などは、その度に、石炭を消費していかなければなりません。
最初は6ある石炭ですが、ゲーム中減ることはあっても増えることはありません。
0になってしまえばそれ以上は、無茶な運転がいっさいできなくなります。そのまま、島にぶち当たったりしてしまえば、ゲームオーバーになります。
だから、石炭は、ここぞという勝負どころで、しっかりと使っていかなければなりません。

2人のお嬢さんをしっかりと船に乗せて、すべてのミシシッピ川のボードを走りきれば、ゲーム終了です。

さて、ゲームスタートです。
5人でできるゲームということで、最大人数の5人でスタートしました。でも、途中、まだ序盤のあたりで、事情のため1人抜けてしまったので、ほとんど4人でのレースとなりました。

スタート。
みんなは、スピードを1から2へ上げてのごく真っ当なスタートです。
わたしは、いきなり石炭を1使って、スピードを3まで上げてのロケット(というほどでもないか)スタートを切りました。

やけくそではなくて、もちろん作戦があります。
トップを走るというのは、確かに川の流れがよめないというリスクがあります。スピードを出して走っていて、突然、前に障害物が現れたりすると、石炭を大消費してそれをされることになったりする可能性があるわけです。
でも、川はとても幅が狭いのです。前に船がつまっていると、それらを飛び越えて進むことはできません。特にお嬢さんをのせる船着き場のあたりは、島があったり、前を進む船が減速したりと混み合ってしまいます。
このゲームは、手番が「左回り」とか限定されていません。トップを走っているものから順番に自分の船のコマを動かしていきます。
ですから、トップを制していると、いいポジションを制しやすいのです。

作戦は、とにかくトップを維持して、はやくお嬢さんを2人乗せて、一気にゴールに躍り込むです。

コロコロ。
川の流れの向きは、サイコロを振って決めます。六面のダイスには、右と左と直進の矢印が描いてあり、出た目通りに次の川のボードをつなげていきます。
川の中には、船着き場がある島があることがあって、そういった島には、お嬢さんが船を待っているのです。

「小屋があるから、ここには、お嬢さん2ひきね」
1ぴき、2ひきって言わない!」

減速して、船着き場に到着します。

「では、お嬢さんを1人拉致します(笑)」
拉致って言わない!」

なんでしょう。ほら、普段、こういうふんわりスカートでパラソルさしたお嬢さんにあんまり縁がないもんだから、きっと照れているんでしょう。

ゲットしたお嬢さんは、手元においておきます。船に乗せなくてもいい(笑)。
船の構造上、思わず乗せたくなりますが……2人は乗れないんですねぇ。
でも、誰が何人のお嬢さんを乗せているのかというのは、けっこう大事な情報だから、乗せて見えるようにするというのは、けっこう良いアイデアだと思います。

サイコロの出目もそれほど悪くなく変な方向に川が曲がることもなく、最初のダッシュもきいて、お嬢さん2人もゲットして、順調にトップを走っています。
いよいよ、最終のボード。ゴール地点が、見えてきました。

ゴールするときもお嬢さんを乗せるときと同じで、ゴール地点の船着き場に速度1で止まらなければなりません。
後から、わたしの船についてくる船が1艘ありますが、ここまでくれば、もう大丈夫でしょう。

減速して、スピード1。あと1マス。次の手番には確実にゴールです。
後の船も、横からゴール地点を目指してあと1マスのところに移動。スピードは2。

3位、4位の人も動かしていきます。

???

次の手番は、もっとも前を走っている船からです。そして、どちらも同じ場合は、スピードの速い方から。

えっ!

ゴールまでの距離は、わたしも、相手も1です。
そして、スピードは、わたしが1。相手が2。

いすから転げ落ちました(笑)
最後の最後で!

相手の手番が先です。

「1減速して、スピード1にして、ゴール!」

「そのままの速度で、1進んでゴール」

最後の最後に、逆転2位……。
これは、どう考えても、最後に気を抜いたわたしの操船ミスでした。

最後の最後にさられてしまいましたが、なかなか、楽しいレースでした。