ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,湖畔のゲーム会,2014年4月湖畔のゲーム会カシュガル,ゲーム会,ブレイク,子ども,将軍,湖畔のゲーム会,王宮のささやき,,魔術師

王宮のささやき

2つ目のゲームは、「王宮のささやき」です。
これも、気になってはいたゲームです。

6枚キャラクターの描かれたカードを持って、スタートします。
自分の手番がきたら、自分の手札のカードをプレイして、カードの効果を発揮する。これだけ。これも、ルールとしては、シンプルです。

プレイされたカードは、自分の前にどんどん並べられていきます。ただし、すでに自分の前に置かれているのと同じキャラクターのカードはプレイすることはできません。
そして、自分の前に6種類のカードが並べば、勝利。でも、、自分の手番がきたのに、カードをプレイできなければ、ドボンになります。

勝利すれば、勝利者は1点。だれかがドボンになれば、生き残った人はそれぞれ1点。早く6点集められた人が勝ち。

手番は、順番にくるわけではなくて、前のプレーヤーがプレイしたカードによって決まります。キャラクターカードに色がついていて、プレイヤーカラーのカードがプレイされた人が次の手番になります。
自分のプレーヤーカラーのカードをプレイすれば、連続で自分の番にできたり、せざる得なかったりします。
色のない灰色のカードというのもあって、これが出されたら、自分の前にオープンにしているカードがが1番少ない人の手番になります。

「まずは、『道化師』からかなぁ」

最初のうちは、あまり考えずに置いていきます。
まぁ、最初が「道化師」なのは、プレーヤーに配られるカードとは別に、「王様」というイベントカードの効果を考えてです。
この王様カードは、「将軍」がプレイされるたびにめくられていきます。基本的には、どれか1種類のカードの効果を無効にする(でもプレイはできる)というものなのですが、「道化師」のカードだけは、プレイできないという効果になるのです。
「道化師」が出せなくなってしまう前に、最初に出しとけという感じです。

「よし、『魔法使い』をプレイしてみよう」

「魔法使い」というカードは、自分の手札から好きな枚数だけ指定して指名した人とカード交換をするという効果があります。

「うーん、かぶっているカードは、要らないよなぁ。あと、せっかく自分の前に2枚カードがオーブになっているだから、わざわざ場から手札にカードを戻してしまうような『衛兵』はいらないよなぁ」

「衛兵」をプレイすると、オープンにしたカードを1枚手札に戻さなければなりません。そしたら、今、2枚オープンで並んでいるカードが増えません。「衛兵」、意味わからん。
ということで、「衛兵」を含めて3枚を和邇乃児さんとチェンジ!!

「はい」

爽やかに渡されたカード3枚は、わたしがオープンにしているカードでした。あれ?手札には、「道化師」とあとはプレイできない和邇乃児さんから渡されたカードだけ!!

「そういうゲームか(撃)!!」

いやぁ、衝撃が走りました。
順番が、まわってきて欲しくない(笑)基本、がまん比べの洗面器ゲーム。

和邇乃児さんは、こっちのカードが、あと最高でも1枚しか出せないことを知っているわけです。こっちの手番にできるカードがプレイできるならば、こっちを攻撃してきます。
わたしが和邇乃児さんに渡したカードって、相手を封じ込めるカードではなくて、基本、自分のいらないカードをわたしています。

「じゃあ、『衛兵』でこのカードを手札にもどします」

あぁ、「衛兵」大事だわ。「衛兵」がプレイできるということは、「衛兵」と「衛兵」で引きあげたカードの2手番分、余裕もてるということです。

ダメだこりゃ。
ということで、初回、ドボン。

で、2回目。

「『衛兵』って、自分の前のカードを手札にもどすって、意味わからへんなぁ」

と、でこねぇさん。

「いや、『衛兵』大事やで」

さっき、気がついたけど。
でも、あれよあれよといういちに、もぇさんの前に、6種類カードが並びました。たしかに、そんなときは、「衛兵」、意味ないです。

ということで、でこねぇさん2点、和邇乃児さん1点、りん0点。

たたくべきトップは、でこねぇさんの3回目。
配られた手札は、3枚「会計士」。「会計士」の効果は、プレイすると自分の手札を全部、全員にさらさなければならないというものです。このゲームで、手札をみんなにさらすのは、攻撃してくれといっているようなものです。最悪。
ということで、わたしの手番。

「『魔術師』をプレイします。でこねぇさん、3枚カードをかえっこしましょう」

「うん」

チェンジ。

「ギャー」

3枚、「会計士」送ったったー。

てな感じで、でこねぇさん、ドボン。

4回目、

「同じ種類のカードが2枚ずつ配られたーー」

と和邇乃児さん、ドボン。

てな感じで、大変、意地悪な感じで、ゲームは進んでいきます。

「これ、こんな絵1カシュガルより重いんとちゃうかー」

「子どもがやったら、泣きそうやなぁ」

「基本、ものすごいトップたたきの個人攻撃やもんねぇ」

てなことをいいながらも、ゲームは進む。
最初に配られた手札がどうしようもないときは、どうしようもないのだけれども、それでも、ほとんど手番がまわってこなくて生き残ったり、なかなかに楽しいです。

最後は、全員、5点でならんで、ラストラウンドに。

「最後、複数人が6点に達した場合は、そのとき1番自分の前にカードをオープンにしている人が勝ちです」

基本、手番が回って欲しくないゲームで、タイブレイクは、手番の多い人が勝ち。これは、よくできている。

ドボン。
負けました。

ミヒャエル・リーネック,Michael Rieneck
cosaic
発売日 : 2013-11-09
  1. コザイク版なので、絵が可愛い。 []

夢枕獏,岡野玲子,読書ジェッツ・コミックス,夢枕 獏,岡野 玲子,玉手匣,白泉社,陰陽師,,魔術師

玉手匣2 陰陽師

博雅の天然が光る1冊です。
まあ、博雅、いつも光っているんですが……。

「返しに来るなら…なぜ盗むのだ?わからん」

のシーン、知っている展開なのに大爆笑してしまいました。そして、なーんも考えずに笛を吹き続けるという……。素敵だ。

さて、このお話、でも、どうやってたたむんだろう?うーん、いろんな話をたたまないままかな?

夢枕獏,岡野玲子,読書ジェッツ・コミックス,夢枕 獏,岡野 玲子,玉手匣,白泉社,陰陽師,魔術師

玉手匣1 陰陽師

岡野版陰陽師復活です。
もう、本当に夢枕 獏の原作からかけ離れたところにきてしまいました。でも、こっちはこっちで大好きです。

今回は、晴明の子どもと真葛が中心になってくるのかな?
特に真葛は、ほとんど、この物語の作者の様に、全体を支配している感じがします。

前の陰陽師は、男性の魔術師の論理で動いていたところがありますが、今回は、女性の論理で物語が動いていくという宣言なのかもしれません。

江戸川乱歩,読書光文社,光文社文庫,明智 小五郎,江戸川 乱歩,江戸川乱歩全集,魔術師

魔術師 江戸川乱歩全集6

えーと、明智 小五郎が、結婚する話です。
話は、無駄に長い気がする……。

あと、小林少年が初登場します。

こういう展開なら、出版された順番じゃなくて、書かれた順番に読んでいった方がよかったのかなと少し後悔しています。

前半は、やっぱり、傑作を出してくるので、後半は、ちょっとこわいなぁと思ったりしています。

今から、読む順番を変えるか?