大暮維人,読書エア・ギア,大暮 維人,講談社,講談社コミックス,魔人,魔人-DEVIL-

魔人-DEVIL-2 新装版

時間だけを追って一方方向に広がっていく物語より、こうやって世界が広がっていく物語の方がおもしろいと思います。
なんか、読者が想像する余地も、いっぱい残されている気がします。

まあ、博士とかは、邪悪な人なのに、かいているうちにけっこう気に入ってしまって、最後にはいい人にしようとして、若干矛盾が生じたみたいな弱いところもあるのですが。

でも、楽しい。今の、「エア・ギア」につながる楽しさがあります。

大暮維人,読書大暮 維人,講談社,講談社コミックス,魔人,魔人-DEVIL-

魔人-DEVIL-1 新装版

連載されていたのが、1999年から。
この頃から、爆裂に絵が上手くて、複雑なお話をかく人だったのですね。

全然、まったく、知らなかったです。

おもしろい。

江戸川乱歩,読書二十面相,光文社,光文社文庫,十字路,少年探偵団,江戸川乱歩全集,魔人

十字路 江戸川乱歩全集19

防空壕

なんというか……えーと、エロ話(爆)

なんか、いい夢は、夢として、みさせてあげてみたいな……。

大江戸怪物団

なんじゃこりゃ(笑)全然、ダメです。 

連作ものの1部かな?

十字路

やっと、まともなのが来たという感じです。
でも、乱歩のレベルからいうと、若干落ちるかなぁ。

ストーリーは、それなりなのですが、文体にいつもの色っぽさがない気がします。
なんとなく、作品の後についている自作解説を読んでいると合作とのこと。

もしかして、ストーリーだけ乱歩が考えて、文章は別の人が書いたんだろうか?

とか思いましたが、よく読んでみるとまったく逆で、ストーリーの細部は別の人のアイデアで、文章は、乱歩のものだったようです。

それにしては……。

魔法博士

なんか、少年探偵団ものがはじまると、安心。
これは、パターンが同じ事から来る安心感かもしれない。

でも、戦前も、戦後も、かわらぬおもしろだと思います。
小林少年、年取らないし(笑)何代目だ?

でも、B・Dバッチを逆手にとって、敵が罠をかけてくるところなんか、続き物の素晴らしさで、けっこうグッとくるものがあります。

黄金豹

マンネリ気味な少年探偵団ですが、手をかえ品をかえ、楽しませてくれます。

しかし、二十面相がここまで手をかけて、少年探偵団たちに挑んでくるのは、「復讐」というよりも、この混乱した世相、少年たちに「生きがい」をもって欲しいと思っていたからではないかと思ってしまいます。

そうすると、実は、二十面相というのは、明智と……。

天空の魔人

明智小五郎ではなくて、少年たちだけが出て来て、事件の解決までしちゃうというのは、少年探偵団のシリーズでは、けっこうめずらしいのではないでしょうか?

その分、乱歩も考えたのか、敵は、いつもの人とは違ったようです。

大暮維人,読書ジャンプ・コミックス,マンガ,ヤングジャンプ・コミックス,大暮 維人,天上天下,集英社,魔人

天上天下13

パパは、パパで、「真の魔人」でもつくろうとしている感じです。
龍眼だけでも、あんなけもてあましていたというのに、全部、1つに集まったら、どんなけのものになるんだろう。

そして、対数比率で、キャラクターが強くなっていく。少年(ではないか?)マンガの王道です。