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魔人学園

実は、菊池 秀行のマンガ化作品のうちで、細馬 信一とやってた「魔界学園」が一番好きなのです。
まあ、別格で「ダークサイド・ブルース」があるのですが。

これ、連載時、転校生かっこいいとか思って、読んでました。
もう、転校生という設定からして、痺れます。

そして、剣と魔法の学園ものなんですよ。この発想が、ものすごく好きです。

で、その兄弟的な小説がコレです。「魔界学園」ではなくて、「魔人学園」。もしかすると、この小説を原案にしてマンガができたのかな。
前半は、割とマンガと同じですが、後半はだいぶ違う。
主人公が見る人によっていろいろな姿に見えるという前半部は、マンガもがんばっていたけど、小説の方がわかりやすいです。

後半、結局、謎は謎のままのいつもの菊池秀行なのですが、この「報酬」。
もう、ロマンチックというかなんというか、くさいかもしれないけど、かっこいいわ。

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碇シンジ探偵日記1 新世紀エヴァンゲリオン

変なエヴァ。なんと、

今回のエヴァは、ランプの魔人みたいな人たちです。何じゃそりゃ(笑)
そういえば、使徒が人間の形をしているというのは、あったな。

でも、主要キャラだけでなんとなくエヴァなのは、すごいなぁと。
TV版エヴァの最終回がみせた可能性というのは、けっこう無限大だったんですねぇ。アレがなかったら、後に続くいろんなバリエーションのエヴァっていうのは、ありえなかったわけで。

失敗作だと思っていたけれど……。多分、計算されたものではなかったけれど……。

吉村 工,GAINAX・カラー
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発売日:2010-06-26
 

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新帝都物語 下 維新国生み篇

なんか、荒俣 宏の小説も、どんどん派手になっていて好きです。

相変わらず歴史上の有名人から総袋だたきにあう加藤。実は、かわいそうな人なのではないかと思ったりもします。そして、明治になってすぐに復活。いそがしすぎる人だ。そこが、なんとも滑稽でおもしろかっりする。

加藤という存在そのものは、たがみ よしひさが、「滅日」でかこうとしていたものと同じなのではないかと感じました。人のフラストレーションがたまると、彼が暴れて倒されることで、それが解消されるみたいな。

……やっぱり、かわいそうな存在なのかも。まるで、生け贄になる聖者のようですらある。

荒俣 宏
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発売日:2009-08-25
 

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新帝都物語 上 維新国生み篇

「新」とかついていますが、舞台は過去です。

明治維新の時代の魔人加藤。えっ、そんなんあり~。でも、ありですよ。

メインのストーリー自体は、帝都物語の焼き直しっぽいところも多いのです。加藤、あいかわらず女に弱いです。
が、この小説は、ストーリーだけが読みどころではないのです。ウンチクがメインなのです。多分。
それが、やっぱり、面白い。

今回は、国生み神話における定規とコンパスをめぐる冒険です。
こういうネタをしゃべらせたら、荒俣 宏、本当に、天下一品です。

荒俣 宏
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発売日:2009-08-25
 

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W-ZERO3[es] Style Book

おしりのポケットいれたらダメだろう……とか思いながら、けっこうジャケットにひかれて買ってしまいました。
買ってから気づきました……アドエスじゃないやん!!

しっぱい。

まぁ、そんなには変わってないんですけどね。MP3が再生できなくなってるぐらい。

冬休みになったら、わたしのアドエスも、ゴリゴリ改良して使いやすくしようと思っています。

W-ZERO3[es]Style Book

ぬりかべ魔人, 霧島 煌一, 菰野 晃, 井上 真花, 重森 大, ジョルス / 毎日コミュニケーションズ(2006/09)