風と木の詩一覧

きみはわがこずえを鳴らす風

私たちは繁殖している10

息子さんは、マンガ家をめざすそうです。
まあ、親がマンガ家だからってなれるものではなく、これこそ実力だけの世界。まあ、応援して貰えるというのは、プラスになるのかなぁ。

最後は、竹宮 惠子学部長にあいさつ。
最近、萩尾 望都の「ポーの一族」の新作なんかを見て、竹宮 惠子の新作を読みたいなぁと。さすがに、この世代の人たちの新作って、けっこう見られなくなってきた気がします。
うーん、特に「風と木の詩」の2部とか、「変奏曲」の2部とかは、読みたい。増山 法恵の小説でもいいので。

と、全然、「繁殖」の感想ではないという……。


この時代の記憶は凄いのに…

夏のおわりのト短調

懐かしいなぁ。
多分、1番懐かしい大島 弓子です。

大島 弓子は、「綿の国星」から読み出したのですが、花とゆめコミックスでは、巻末に別の短編が入っていたりしました。その一緒に入っていた短編が、多分、この本の中の短編だと思います。
今調べてみると、

1巻「夏のおわりのト短調」
2巻「たそがれは逢魔の時間」
3巻「赤すいか黄すいか」
5巻「裏庭の柵をこえて」
6巻「あまのかぐやま」

となっていますねぇ。

しかも、確かな記憶ではないのですが、「夏のおわりのト短調」は、なぜか、「綿の国星」よりも先にコミックスに載っていた様な記憶があるのですが、違ったかな。1
それで、「綿の国星」のはずなのに、なぜ??となった記憶が。

大島 弓子、凄い好きと思ったのは、もちろん「綿の国星」なんですが、もう1つは2巻目の「たそがれは逢魔が時間」なのでした。

だから、「夏のおわりのト短調」は、全然、意識してなかったですねぇ。
今読むと、凄いですよねぇ。今でも、充分通用するドラマだ。というか、今の方が、もっと理解されやすい気がします。

「あまのかぐやま」の副担のカミングアウトとかは、本当に、時代が追いついてきたんだなぁと。わたしは多分、はじめて読んだときは、ただの女の子たちのからかいを避けるためのフェイクだと思っていたと思います。もしくは、まったく理解していなかったか。
なんていうか、例えば、「風と木の詩」や「変奏曲」みたいに、違う世界のことならば、そういうこともあるかもしれないと思っても、身近なところで、いろんな思いをしている人がいるとは想像できてなかったんだろうなぁと思います。

わかりにくさは、あんまり感じなかったです。

30年以上前の物語ですが、今読み返す意味が、ものすごくあると思います。

  1. 今、ねぇさんが調べてくれたところによると、もともと「夏のおわりのト短調」という題で花ゆめコミックスが出ていて、あとで「綿の国星」の人気が出たため「綿の国星」と改題されたそうです。 []

物語がぶれないと読みやすい

天の華・地の風 完全版 7 私説三国志

この時代になっても面白いよな。
これは、孔明という絶対的な中心が、この物語の中に存在していて、そこから、物語がぶれていかないからだと思います。

歴史物としては、どうなのよとも思いますが、歴史物ではなくて、やおいものなので、これいでいいのだ。


燻る炎

天の華・地の風 完全版 6 私説三国志

ついに、出師の表まできました。
そして、この巻から始まる第六話「ゆけ金色の翼」が、「天の華・地の風」の最終章になるようです。

展開としては、結局、克服しきれない過去の傷にもどっていくのかということで、ものすごく、やおいの文法に則ったお話になっています。うん、「風と木の詩」も、そんな話だったよねぇ。

なかなか、魏延が、いい男だ(笑)