笹倉綾人,読書アエカナル,ファンタジー,リアル,笹倉 綾人,電撃コミックス,電撃コミックスNEXT

アエカナル3

割と地道にまわりを固めていく定井さん。まあ、この性格の人なら、そら疲れ果てるわとも思います。
でも、このお話が、ファンタジーでありながら、四国とかちゃんとリアルな場所が設定されているところとかは、地続きな話として、癒やしの物語をつくろうとしてくれているのだなぁと感じます。

さすがに、3巻までくると、おだやかな気持ちになって読めます。

笹倉綾人,読書アエカナル,ホーキーベカコン,女神,笹倉 綾人,電撃コミックス,電撃コミックスNEXT

アエカナル2

「ホーキーベカコン」みたいに痛くなるんじゃないかという心配(期待?)は、なくなりました。
ちょっと薄味な感じがして、もうちょっと、濃厚な方が好みですが、癒やされます。

笹倉綾人,読書アエカナル,ホーキーベカコン,笹倉 綾人,電撃コミックス,電撃コミックスNEXT

アエカナル1

この前に読んでいるのが、「ホーキーベカコン」だったので、いつアエカ様が男の顔を踏み出すのかと心配してしまいますが、そんな話ではなかったです。

癒やし系。スローライフな感じです。
多分、淫靡なものを感じているのは、わたしが「ホーキーベカコン」にひっぱられているからだと思います。

まあ、ヘタに癒されてしまうと、また地獄に舞い戻れたりするので困っちゃうかもしれませんが。

読書,飯田ぽち。姉なるもの,電撃コミックス,電撃コミックスNEXT,飯田ぽち。,KADOKAWA

姉なるもの3

邪神だろうが神様だろうが、人で接することでバグっていく存在なのかもしれないと、読みながら、ずっとそんなことを考えています。
そして、神様だってバグっちゃうんだから、この愛情であったり、執着であったりというのは、人間には、どうしようもないのかもしれない。

そして、この歪みはものすごく好みです。

,読書ロボット,死んだ息子の遺品に息子の嫁が入っていた話,,電撃コミックス,電撃コミックスNEXT

死んだ息子の遺品に息子の嫁が入っていた話2

最終巻。
割と短かったな。まあ、息子死んでるしなぁ。そこは、あんまり発展のしようがない。
でも、持ち主が死んだ後のロボットという問題は、確かにあるし、その死後に意味を持たせたというのは、今までのロボットものから先にいった気がします。

これも、「感情がない」も、妻はロボットとしてはスペシャル仕様だったという感じです。いや、こっちは、元々、どのロボットもオーダーメイドという感じなのかな。けいこ型のロボットみたいなものは、この世界にはいない。
ミーナは、ミーナのシリーズのなかでは、かなり特別な初号機的な話だった記憶が……。
わたしは、若干、その設定いるのかなぁとも思っています。

多分、特別じゃなくくても、接した人によってロボットの反応の仕方も変わってくる。特別じゃなくても、それが個性になっていく。
人間にだって、ほんとうに感情があるのかないのかは、本人以外はわからない。わかるのは、反応だけです。
そして、その反応は、別に完璧なものでなくてもいい。ぼくらは多分、その欠損に恋をする。

特別でないロボットが、だれかにとって特別なバートナーとして認められる。次読みたいのは、そういう話かな。