夢枕獏,読書キマイラ,一迅社,一迅社ビジュアルBOOKシリーズ,夢枕 獏,夢枕獏全仕事,陰陽師

夢枕獏全仕事

キマイラと陰陽師が、この人の作品の中では、1番好きです。

なにを書いていても、釣りにしても、格闘技にしても、伝奇にしても、夢枕 獏が書くと、全部、同じ色をした物語になるよなぁと思います。

でも、それが、またいいと思います。

同じことを語りながら、少しずつ少しずつ、確信に潜っていっている気がします。

多分、今、たくさんある物語のうちのいくつかには、決着がつかないままになってしまうものもあるのだろうなぁ。
でも、きっと、夢枕 獏が書き続ける限り、わたしは読み続けると思います。

岡野玲子,読書妖魅変成夜話,岡野 玲子,平凡社,陰陽師

妖魅変成夜話4

「陰陽師」が完結してしまって、あの物語が持っていた広がりが、こっちの世界にも入ってきた感じです。

3巻ぐらいから感じていたのですが、この物語がもともと持っていた「軽さ」は、だんだんなくなってしまいました。

でも、ぶわーーっと、上に抜けていくような広がり、あぁ、神様というのは、こういうことだったのかという言い切ってしまう世界観は、すごく気持ちいいです。

夢枕獏,読書マンガ,夢枕 獏,文春文庫,文藝春秋,陰陽師

陰陽師 太極の巻

「二百六十二の黄金虫」は、「陰陽師」の1冊目を読んだときの気分を思い出させる一編でした。

以前は、けっこういろいろな物語の運び方があったのですが、最近は、もう完全にパターン化しています。
意識してそうなっているというよりも、落ち着くところに流れたら、こうなったという感じでしょうか?

ところで、博雅って、歌がさっぱりわからないっていう設定なかったですっけ?
それは、マンガだけだったかな?

岡野玲子,読書妖魅変成夜話,岡野 玲子,平凡社,陰陽師

妖魅変成夜話3

こちらは、陰陽師のように張りつめた感じがないところが……と思っていましたが、玉が話の中心になると、ちょっときつくなりますねぇ。

成潭があまりにも間抜けすぎて、バランスがすごくとれています。

大林憲司,読書テレビゲーム,召喚師,大林 憲司,女神,新紀元社,陰陽師,Truth In Fantasy

召喚師 陰陽師からデビルサマナーまで Truth In Fantasy 24

デビルサマナーから連想するような、金子 一馬なイメージはまったくなくて、ちょっと残念。
と、こう書いて、あぁ、最近、本当にテレビゲームしてねぇなぁと。

召喚師ですが、どんな魔法も魔力のソースというのがあるので、どっちかというと、魔法全般みたいな話になっています。