ボルボロスの追跡 グイン・サーガ106
そして、106巻を読み終えた今、109巻まで出版されています。
どうやら、この道中記、まだまだ続くようです。
まあ、多少、ネタばれありかもしれませんので、以下は読んだ人だけどうぞ。
早川書房
発売日 : 2006-02
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そして、106巻を読み終えた今、109巻まで出版されています。
どうやら、この道中記、まだまだ続くようです。
まあ、多少、ネタばれありかもしれませんので、以下は読んだ人だけどうぞ。
早川書房
発売日 : 2006-02
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映画を見に行って「ダ・ヴィンチ・コード」をけっこう気に入ったので、原作の方を読んでいます。
ただし、「天使と悪魔」は、「ダ・ヴィンチ・コード」よりも、前のエピソードで、いってみれば、ラングトン・シリーズ第1弾です。
ウワサでは、「ダ・ヴィンチ・コード」がうけたので、こちらも、映画化されるとか。
あと、わたしよりも先に読んでいる、ねぇさんと兄貴の話によると、「ダ・ヴィンチ・コード」よりも、こっちの方がおもしろいということです。
映画の「ダ・ヴィンチ・コード」の印象から、ウンチク系の知的好奇心を満たしてくれるような物語を期待していたのですが……
いきなり、サンダーバードに出てくるようなジェットでバビューーンですもの。
軽いわ、コレ!
ひたすら、落ち着き無く物語が転がっていく感じです。
楽しい。
いや、語られているのは、けっこう凄惨な殺人事件だし、世界の危機だし、大陰謀だし、コンクラーベなんだけど、展開が早くて、ウンチクがかすむぐらいです(笑)
もちろん、ウンチクの方も楽しいです。
いつもけっこう興味がある神様の話から、この前読んだフリーメインと1ドル紙幣の謎まで。
どこまでが本当で、どうこまでが嘘か……。
なんか、全部信じてしまいたい自分がいます。
さて、犯人ですが……あやしいと思う人は1人いるのだが、もうこれが犯人なら、「ダ・ヴィンチ・コード」と同じパターンだよなぁ。
ということで、中巻に続きます。
りんの家では、「ぷぅのたいりく」と呼ばれ、親しまれてる「風の大陸」です。
実は、わたしは「太陽帝国編」に入るまで、主人子のティーエのことが、全然、好きではなかったです。
なんか、ロボットみたいな人間だなぁと思っていました。
「顔がいいやつは正義だ」というのが、この世界の掟なんですが(笑・マレシアーナだけが例外かな)、その中でも、特に美しいとされているこの人なのですが、ずうっと、
「それだけかい」
というのがあったんですね。
イルアデルとか、マレシアーナとか、ラクシとかは、それなにり人間らしいところがあって好きなんですが、この人とボイスだけは、とても人間とは思えない。
ボイスは、外伝で彼女が出てきたとき、ちょっと人間らしくなったと思いました。1
ティーエは、この「太陽帝国編」で、すごい弱かったりする一面を見せてくれたので、この「太陽帝国編」は、とっても面白かったです。
でも、カリスウェンとかは、あんまり好きではないなぁ。
今まで、陰謀のなかを無事にわたってきた人が、「汚れ無き」って本当かなぁと思ってします。
オーラの美しさという、その人の清らかさの絶対的な基準が物語のなかにあって、
「見える人、わかる人にはわかるのよ」
と言うところが、この小説のネックかなぁ。
「すまん。オレには見えん」
みたいな。
それを考えると、グイン・サーがのナリスなんかは、評価する人もいて、大嫌いと嫌う人もいて、バランスの取れた人だったなぁと。
わたしは、ナリスは、やっぱり腹黒いことを考えていたと思っていますが(笑)。みんなの人生狂わせてるのあの人だし。
ただ単に、美形な完璧な男が嫌いですか?
そうかもしれない。
そして、女の子キャラには甘い。
男はみんなそうなのさ(多分)
友野翔/グループSNEが著者で、安田均は監修です。
ルナルは、というかガープスのシステムを使ったリプレイは、なぜか、キャラクターの印象が弱いような気がします。
なんでかな。
だから、前の話がどんなのだったか、あんまり覚えていないという。
ただ単に、わたしが年という説もありますが。
陰謀劇で、人いっぱい出てくると、誰が誰かわかんなくなるしねぇ。