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日本SF全集2

このあたりが、SFブームの到来なのだそうですが、実は、わたしこの時代の人のSFって、わりとスッポリ抜けてます。
山田 正紀と川又 千秋ぐらいかな、同時代に読んだのは。

山田 正紀は「神獣聖戦」、川又 千秋は「幻詩狩り」、「反在士の鏡」あたりを読んだ記憶が。
「反在士の鏡」以外は、小難しかったような……。
あと、野田さんを読んだのは、最近だし。

一番面白かったのは、「冬の指」と「ニュブルクリングに陽は落ちて」の2つかな。
エマノンの梶尾 真治もいろいろ読みたいです。

「冬の指」は、今回初めて読んで、やっと、「幻詩狩り」の意味がわかった気がした。

日下 三蔵,
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堀 晃,荒巻 義雄,山尾 悠子,鈴木 いづみ,石川 英輔,高齋 正,
河野 典生,野田 昌宏,鏡 明,梶尾 信二
出版芸術社
発売日:2010-03-10

 

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レモン月夜の宇宙船

短編とエッセイです。

短編は、テレビ局舞台のドタバタものという感じ。
テレビ関係の仕事をしていたということで、ちょっと広瀬 正と雰囲気が似ている気がしました。

エッセイは、以前、読んだことがある話も、ある気がします。
でも、こういうオタクのウンチク話は、とっても、楽しいのです。

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ダイロンの聖少女 クラッシャージョウ10

前巻を読んだのは、6年前。

まわりが変わってもかわらないもの……」という題で、ソノラマ文庫が変わっていったという話を書いていたのですが、そのソノラマ文庫も、今は、なく……。

今のところ、これが、クラッシャージョウの最新刊です。

なんていうか、野田 昌宏の「スペース・オペラの書き方」なんかを読んだので、読みながら、メチャクチャ心にくるなにかがありました。

書けば書くほど、たくさんの「約束」(キャラクター)が増えていくのですが、E.E.スミスの様に、ずっと書き続けて欲しいですねぇ。

これは、次は本気で、「銀河乞食軍団」とか、「キャプテン・ヒューチャー」とか、読みたくなってきた。

……「銀河乞食軍団」は、今は、でかい本しかないのか……。お買い得ではあるのだが……。

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スペース・オペラの書き方 新版 宇宙SF冒険大活劇への試み

「スペース・オペラの書き方」を手に入れたので、読みました。
こっちは、あくまで自分のスペース・オペラの「書き方」がメインなので、作品の紹介は少なめです。わたしは、別にスペース・オペラを書きたいわけではないので…書きたい気持ちがあっても、七転八倒はしたくないので…、どっちかというと、純粋に作品の紹介をしてくれる方が楽しいかも。

まあ、小説を書くために生まれてきた人でなかったら、小説を書くというのは大変だということが良くわかりました。

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スペース・オペラの読み方

実は、この本の前に「スペース・オペラの書き方」という本があるらしいのですが、それは、今のところ手に入らないので、とりあえずこっち。

先輩のSF好きから、色んな話を聞かされたんだよという野田 昌宏ですが、多分それって、今、この人の本を読んでいるわたしたちと同じなんだろうなぁと思ったりします。
そして、本を読むよりも、多分、直接はなしを聞いた方が、もっとおもしろいと思います。

「スペース・オペラの読み方」とかいいながら、けっこう取り上げられているのは、ものすごいスタンダードで古典的な作品が多いです。

そして、「SF英雄群像」と同じく、また、すっかり読んだつもりになるという……。