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魔闘学園

帝高校……ということで、「魔人学園」の続編を期待していたのですが、まったく違う世界の帝高校でした。
ということで、最初は、テンションが落ち気味だったのですが、読んでいるうちに元気が出てきた。
この元気の出方は、島本 和彦のマンガを読んだときと同じ元気のでかたです。スカッという感じ。

でも、最後は甘酸っぱいわ。

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超「超」整理法

しかし、本当に10年前には想像もつかないような世界貸せきたなぁと思います。

まぁ、いろんなことほとんど全部をGoogle様に握られていて、ときどき、教えていないのに「ここ自宅」、「ここ仕事場」と、めちゃくちゃ的確に指摘されて、ちょっと怖い時もありますが。
それも、じきになれる。……なれていいのかどうかはわからないけど。

わたしらみたいな半端なニューロには、情報って生きていくのに絶対的に必要なインフラになっちゃった気がします。

そして、デジタルオフィスができて、紙が減ったかというと、しょーもない情報も送られることになって、プリントアウト自体は増えていたりするんだけども……。

でも、あともどり場できない。
ぼくらは、引き返せない楔を打ちこまれた。

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魔人学園

実は、菊池 秀行のマンガ化作品のうちで、細馬 信一とやってた「魔界学園」が一番好きなのです。
まあ、別格で「ダークサイド・ブルース」があるのですが。

これ、連載時、転校生かっこいいとか思って、読んでました。
もう、転校生という設定からして、痺れます。

そして、剣と魔法の学園ものなんですよ。この発想が、ものすごく好きです。

で、その兄弟的な小説がコレです。「魔界学園」ではなくて、「魔人学園」。もしかすると、この小説を原案にしてマンガができたのかな。
前半は、割とマンガと同じですが、後半はだいぶ違う。
主人公が見る人によっていろいろな姿に見えるという前半部は、マンガもがんばっていたけど、小説の方がわかりやすいです。

後半、結局、謎は謎のままのいつもの菊池秀行なのですが、この「報酬」。
もう、ロマンチックというかなんというか、くさいかもしれないけど、かっこいいわ。

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狂骨の夢 文庫版

マンガを先に読み始めて、小説で追い越してラストまで。
だまし方は、あいかわらずうまい。書き方から、トリックまで、良くできているお話です。

ただ、このシリーズも3冊目。ということで、ちょっとパターンができてきた感じがします。
決して退屈ではないのですが(それどころか、たいそう面白いのですが)、物語の流れ方が見えちゃう感じはします。
これは、推理の底が割れているとかではなくて、多分、雰囲気の問題です。
ちょっと、変化も必要なのかも。

京極堂は、陰陽師で、陰陽師というのは基本宗教家ではなくてカウンセラーなんだな~。そして、そのあり方というは、とっても正しいものなんだろうなぁと考えていました。
自分が何を信じているかよりも、人が何を信じたいと思っていて、どうすれば効果が上がるのかというのを最大限に大切にしている感じです。

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電子メディアは子どもの脳を破壊するか

まあ、結論としては、どんな影響があるかは、わからない。と。悪い影響があるかもしれないし、ないかもしれない。
でも、その分、今まであった幼児期に人と接する機会が減るとコレは危ないという、しごくまっとうなお話です。

何がアブなっいって、大人が、「子どものことをほっておいても大丈夫だ」と思うことが、1番アブないんだろうなぁと思います。
子どもは、かまうものだ。