あひるの空45 BIGTIME CHANGES(THE GREEN)
レーザービームのように声が届く。
そんな瞬間は、確かにある。
俯瞰した時間は、大切なものと、今の自分を作り上げているものでいっぱいです。
最終巻。
けっこう詰めて読んだはずなのに、最初の場面を読んだときに前の話がまったく思い出せなくて、本当に読んだかどうか確かめたりしていました。
それぐらいわかりにくいというか、入り難いストーリーです。
けっきょく、エレンがしてほしかったことは、仲間に自由に意志で生きて欲しいということだけだったのかな。
そして、ミカサに対してひどいことをいったのも、そのため。
一方で、ミカサにとって特別な自分でありたいという思いもあったと。あの場面って笑っちゃうけれど、素直な気持ちなんだろうなぁと。
でも、ラストシーン。
結局、世界は滅びの道をたどったのかなぁと思わせる終わり方でした。
巨人の力があろうがなかろうが、結局人間は争い続ける。