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三国志の英傑たち

北方三国志について、北方 謙三が熱く語った1冊。素敵!

いろんな三国志を読みましたが、小説の三国志で1番おもしろいのは、北方三国志だと思います。まあ、この人、独自解釈や、架空の人物をいれれるのがメチャクチャ上手いので、他の三国志ファンと話すときは、コレ読んでいると困るかもしれませんが。

北方三国志では、呂布がいいわ。昔からの呂布ファンとしては、

「これが真実の呂布なのよ!!」

と、叫びたくなります。
逆に、劉備とか、関羽は、普通。「蒼天航路」の劉備がわたしの劉備のイメージです。

あぁ、そういえば、ぶっとんだイメージの関羽というのは、あんまり見たことないかも。ぶっ飛んでいる「覇-LORD-」ですら、見た目はともかく、性格はけっこう従来のイメージからはなれられないみたいです。

北方三国志のテーマは、男たちの夢。
オススメです。

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アレクサンダー戦記3 神王転生

今まで、「アレキサンダー戦記」だと思っていました。正確には、「アレクサンダー戦記」でした。

テトラクテュスの印の説明を聞いて、「これよこれ。こういうのを読みたかったのよ」というわたしは、ちょっと間違っていますか?

最後に、ユークリッドが出てきたのも、けっこうツボでした。

って、アレクサンダー以外のところで、気に入っています。

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アレクサンダー戦記2 覇王狂乱

スピーディな展開で、とてもおもしろいです。
ただ、ビックリ知識の展覧会するには、薄いんだよなぁ~。
けっこう、2つは矛盾するものなので、難しいか。

でも、1巻に比べると、アリストテレスとか、プラトンが、あやしくていい感じです。
あくまで、主眼はそこにはないのだけども。

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アレクサンダー戦記1 魔王誕生

スピーディな展開で、とっても読みやすいのですが、その分、荒俣宏らしさがないような気がします。

わたしは、「帝都物語」のようなアヤシイ知識の博覧会のような雰囲気が好きです。

ニオイとしては、そういう部分は、けっこう残っているのですが。

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三国志読本 北方三国志別巻

別に、インタビュー以外は、読むところないなぁ。
「三国志通信」みたいのは、おもしろいのか?