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塩の街

これが、デビュー作かぁ。強いなぁ。
自衛隊3部作の最初の書。

まあ、このタイプの男が好きかといえば、かなり苦手なのですが、それをそんなに感じさせないですねぇ。
なんとなく、アンナ・カヴァンの「氷」を思い出したりもしました。あれは完全に閉じていく話で、これは、まあそれでも広がってく話なのですが。

そして、いよいよ「図書館戦争」に突入できるわけです。

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発売日 : 2010-01-23

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火星の大統領カーター

これ、読んだことあるよなぁ、角川文庫で……。
と思っていたら、それは、「エーリアン殺人事件」で、この本とは全然違っていた。

そういえば、「火星の大元帥カーター」は、まだ読んでなかったりします。
だから、ネタがおもしろいのかどうかは、わからないというのが正直なところ。
まぁ、楽しむための教養が足りないというやつですね。

でも、最近思うのは、知っているということは楽しいということなんだろうなぁということです。
多分、植物のことをいっぱい知っていれば、山道を歩くだけでも楽しいし、車のことをいっぱい知っていれば、道を走っている車を見るだけで楽しい。馬の血統ことを知っていれば、きっと競馬も楽しい。

だから、好奇心はいつも広げていることは、楽しく生きていくことに繋がっていると思います。

興味の偏っているわたしですが。

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黒い季節

ファンタジー、歴史物を読んできて、現代物。
格好良さというか、中2っぽさ全開。好きです。漢字の使い方が、かっこいいです。まあでも、これをかっこいいと思うのは、ヤンキー的な、夜露死苦的な感じがないこともないですが。

「天地明察」は、ちょっと中2っぽさは少なかったかな?
まあ、題名と初手天元とかは、ちょっといい感じか。

これを読んでいる間、古川 日出男古屋を思い出していました。とんでもない話なのに見てきたように書くところがにているのかなと思います。
この2人は凄いです。

それにしても、これが16歳の処女作。おとろしい話です。
荒い。でも、ものすごいものが埋まっている感がメチャクチャします。
これが、洗練されて、「ばいばい、アース」にもなるし、「天地明察」にもなっていくんですよねぇ。

角川書店,角川グループパブリッシング
発売日 : 2010-08-25

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海の底

いきなり、ガチガチの怪獣パニック小説で、ちょっとひきました。
まあ、面白いんですが、でもこれが有川 浩の初小説だったら、次はなかったと思いのます。
まぁ、「空の中」を知っているから、ドラマが始まるのだと期待できるのですが、それがないと、ザリガニが人喰ってる時点でアウトになりそうな感じです。

前回読んだ「空の中」は空自で、今回は、海自。あと、陸自の話があって、それがデビュー作らしいです。

そして、前半、あれだけガチガチの怪獣ものだと思ったら、実は、……

以下ネタバレありです。

角川書店,角川グループパブリッシング
発売日 : 2009-04-25

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ばいばい、アース4 今ここに在る者

完結。

全体的に長すぎといえばそうなんだろうなぁ。エピローグなんて、「ロード・オブ・ザ・リング」並な感じです。
でも、これぐらい物語に対しては、やっぱり、これぐらいのエピローグが必要なのかなぁと思います。

熱くて、ぶっとい、良い物語でした。