ヤマザキマリのアジアで花咲け!なでしこたち
テレビをほぼまったく見たいので、良くわからないのですが、おそらくNHKの番組か何か……を元にした本です。
ただ、だとしたら、この番組、ヤマザキ マリのマンガは、どう使っていたのだろう……。使ってないとしたら、もったいないというか、多分、テレビよりこのマンガの方がおもしろいのではないかと思います。
これ、西原 理恵子から流れてきた仕事かな?
西原 理恵子、本当にアクティブですよねぇ。
マンガ家って、あんまりアクティブな印象ないけど。
ヤマザキ マリとは、本当に気が合ってるみたいですね。
アクティブなところが、似てるかな?
なんか、本当にいやな感じに見えた方がいい人を、いやな感じにかくよな~。
物語的には、○なんだが、ちょっと、それは単純すぎるのではないか、う~ん、と思ってしまったりもします。
ステレオタイプな人間をかかなくても充分物語を進めていけるはずの人なのにと思ってしまうんだな。これは、ちょっと贅沢なのかも。
スクールカーストの問題って言うのは、もう、ずっとある問題だと思う。
わたしは、割といつも集団からドロップアウトしていたりすることが多いので、そのときの切実さというか、つらいのはわかる気がします。
「いじめ」は絶対にダメで、でも「いじめ、いじめ」と外からわかったような非難をしている人は、自分がそのいじめに加担をしていることすら理解できない。いつも、下ろされている正義の鉄槌で、その下で何人もの人が死んでいく。
そんな人たちには至ることができないところのことを、西原 理恵子は、かこうとしている…と思う。
子どもの世界は、悲しいほど狭い。当に、小学生や中学生にとっては、学校だけが世界だと感じられるから、今とりあえず、逃げろというのは、大切かも。
今生き延びないと未来だってないからね。
「ああ生きてて良かった」と思える人生は、きっとあるよ。
そう、伝えたい。
くだらないんですよ。真マジンガーも、一緒にのってる「キューティーハニーvsあばしり一家」も。とことんくだらない。
それを、この巨匠本人がやってしまうというところが、本当にすばらしいと思います。
これは、確か西原 理恵子が言っていたと思うけど、ボクら世代の男の子の半分は、本当に、永井 豪で出来ています。