西遊妖猿伝 大唐篇8
あとがきの藤田 和日郎との対談が、けっこうおもしろいです。
あとがきの藤田 和日郎との対談が、けっこうおもしろいです。
シンデレラ、いい女だわ。というのが終わった後は、大丈夫かと思うような短編の小ネタ満載です。
そして、それぞれよく出来てます。
「わらしべ長者」とかは、ある意味パターンなんだけど、ものすごく決まっていて良いですねぇ。
ぼくたちが、忘れてしまった昔話の題名のようですね。「天女と麦つかい」。
もちろん、消滅しちゃったので、ぼくらは、すっかり忘れていて、この世界からもその存在は消えています。
ものすごくメジャーなお話だったのにねぇ……。
というか、あの演出は、うまいとおもった。
けっこう、おとぎばなしの世界も詳細にしると楽しいのかもと思わせる1冊ですね。
そして、藤田 和日郎。無理矢理のすばらしい解釈だ!!
藤田 和日郎の新連載です。
物語の感じとしては、「からくりサーカス」ほど、ムチャクチャな感じではなくて、「うしおととら」みたいな感じの話になりそうです。
男の子は、熱いです。熱い男を描かせたら、ピカイチですね。
でも、普通のケンカが強いだけの高校生が、ビルの側面を駆け下りていくというのは……。いや、かっこよくって好きなんですけどね(笑)