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2005年12月27日藤田和日郎,読書からくりサーカス,小学館,少年サンデーコミックス,藤田 和日郎
フィナーレにむけて、どんどんキャラクターが退場していきます。 でも、ちゃんと、最後に思いっきり輝いて、そして、退場していくのが素晴らしい。
そうか、コロンビーヌだけが、何で少女の姿で再生されたのかは、ずっと疑問だったのですが、ちゃんと理由があったのですねぇ。 そう、彼女が抱きしめられるためには、あの姿になることは、必要だったわけです。 それは、もちろんフェイスレスが考えたことではなく、物語の要求なんでしょう。
2005年10月20日藤田和日郎,読書からくりサーカス,マンガ,小学館,少年サンデーコミックス,藤田 和日郎
しろがねの生い立ちにしろ、Oたちの生涯にしろ、フェイスレスがなにを考えているということにしろ、いろいろなところが綻んでいます。
それでも、勢いというのがあって、すごい。
さて、こんなけ引っ張って、最後、勝は実はフェイスレスといれかわっていたかもしれないという可能性を残して終わるというのは、けっこう藤田さんらしい悪意だと思いますが……。
少年マンガで、さすがにそれはしないか?
そういえば、コロンビーヌが小さくなった意味は、ちゃんとあったんだなぁ。 これも、計算ではなくて、勢いのような気がしますが。
2005年8月28日藤田和日郎,読書からくりサーカス,マンガ,小学館,少年サンデーコミックス,藤田 和日郎
そして、このマンガも、終わる気配がないなぁ。 あといくつ解決しなけりゃならないことがあるか、数えるとこわいです。
2005年6月5日藤田和日郎,読書からくりサーカス,小学館,少年サンデーコミックス,藤田 和日郎
ジョージかっこいいです。
なんであそこで逆転できるかは、もう、全然、理屈ではなくて、物語の勢いとしかいいようがないです。
2005年2月27日藤田和日郎,読書からくりサーカス,スピード,小学館,少年サンデーコミックス,藤田 和日郎
今まで広げてきた風呂敷をしっかりとたたんでいっているという感じですねぇ。 最後のまで、こうやって、それぞれの見せ場をしっかりとつくっていく方法は、もしかすると、盛り上がりという面からいうと難しいのかもしれません。
でも、
「あぁ、ここで、このキャラクターで泣かせるんだ」
みたいな驚きがあって、すみごい好きです。 リアリズムだけでは、物語は生きてこないのです。