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大長編ドラえもん6 藤子・F・不二雄大全集

なんか、いろいろどっかで見たようなネタをごった煮した感じが強いなぁ。
年1でこれをかくというのは、F氏にとっても、けっこう大変だったのではないかと思います。

ちょっと辛そうな感じもありますが、それでも、楽しんでかいているよなぁ。

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すすめロボケット1 藤子・F・不二雄大全集

ロケットだけどロボットで、ロボケット。
岡田 斗司夫が好きだったという話を聞いたことがあるような気がします。

わたしは、今回読むまでまったく知らなかったです。

お兄さんというキャラが出てきて、その人が、いろんな発明をするので、「ドラえもん」的な要素もあります。でも、メインのストーリーは、トラブル解決であったり、悪人退治であったりするので、「パーマン」的でもある。
いろいろな後に開花する藤子・F・不二雄の要素がギュッとつめこまれているのがわかるマンガです。

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SF・異色短編3 藤子・F・不二雄大全集

掲載誌が、「漫画アクション」ということで、今まで1番アダルトな感じかな。
まあそれでも、F氏なので、なんというか淡泊な感じではあるのですが。

けっこう、オチが読めていても、楽しい話もあります。なんじゃこのオチという話もありますが。

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ドラえもん18 藤子・F・不二雄大全集

幼年向けの「ドラえもん」が入っている1冊。
多分、今までのコミックスには入っていないんじゃないかと思います。
もったいない。
藤子・F・不二雄の幼年むけマンガのおもしろさは、異常だと思います。
2ページとか、1ページのマンガなのに、おもしろい。
たしかに、難しい話はできないけれど、子どもの「できたらいいなぁ」、「あったらいいなぁ」が、本当に詰まっています。

解説の人は、これは、「子ども向けに書いたわけではないからだ」的なことをかいていますが、わたしは逆に、この子ども向けにしたときのバッサリした切り方が、凄いと思います。
普通の人なら、せめて道具の名前をいうシーンぐらいは入れようとすると思います。でも、そんなもの幼児にはいらないとバッサリ切ってしまって、本当に大事で、しかも伝わるエッセンスの部分だけをかいています。

確かに「離乳食」というのは、ものすごくうまい表現です。

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T・Pぼん3 藤子・F・不二雄大全集

次第に、レスキューそのものよりも、大きな歴史のながれの方に主眼がおかれている感じになってきます。
前半は、どうやって助けるのかがわりと中心になっていましたが、単純に、助けて終わりではなくて、その後、歴史がどう大きく動いていったのかということがかかれる話が多くなってくるように思います。

「T・Pぼん」は、藤子・F・不二雄の作品の中で、すごく安定したよい作品です。
今回、全作品が単行本でよめるようになったので、よかったです。