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鉄腕アトム1 手塚治虫文庫全集

手塚 治虫の全集。

平行して、「藤子・F・不二雄大全集」も読んでいますが、比べると、手塚 治虫の読みにくさが良くわかります。
特に、初期の頃は、コマも小さく、文字も多く、ストーリー自体も、難しい。まあ、だからこそ、夢中になった層がいたのだとは思うのですが。

2巻目以降を見ているとそうでもなさそうなんですが、文庫にやさしくないマンガです。手塚 治虫が生前に文庫化をいやがったわけがわかる気がします。

ところで、私が持っている光文社文庫版の「鉄腕アトム」とは、だいぶん変わっている話もありますね。
このあたりのバージョン違いは、どうやって処理するつもりだろう。

わたし的には、資料的な価値もあるから、せめて、「アトム大使」は、読み切りバージョンと書き直しバージョンの2つを載せて欲しかったです。
あとの巻で、「アトム誕生」と一緒に載るのかな?

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エスパー魔美1 藤子・F・不二雄大全集

「エスパー魔美」も、けっこう、色っぽいお話として、ドキドキしながら読んでいた記憶があります。
だから、アニメになったときは、ビックリしました。今よりも、おおらかな時代だったんだろうなぁ。まあ、今は、許されるとなるとなんでもやっちゃう人が多すぎて、世知辛い世の中になっちゃった部分もあると思います。

今回、カラーで掲載されている回がけっこう多いことに気がつきました。人気あったんだと思います。

ちょっと大人の雰囲気の藤子・F・不二雄の作品が好きでした。
多分、こういう作品があったから、自分としては、ずーーっと、藤子・F・不二雄を読み続けてきて、「ドラえもん」とかの再評価ができたのだと思います。

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キテレツ大百科1 藤子・F・不二雄大全集

「はじめてのチュウ」、「お料理行進曲」と、なぜか大好き(というか、わたしてきにツボ)な歌が多い「キテレツ大百科です。

しかし、アニメ以前にキテレツを知っていたかというと、けっこう微妙。
「21エモン」、「エスパー魔美」、マイナーなところでは、「バケルくん」とかは大好きだったし、あと、藤子不二雄Aさんのこわいマンガのシリーズなんかは、知っていたのですが。「キテレツ」は、アニメで知ったのかも。

でも、コミック読んだことはあって、ラストシーンは、覚えているんです。

キテレツは、のび太と違って、賢い子というところがおもしろいですよね。

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ドラえもん2 藤子・F・不二雄大全集

ドラえもん2巻目。
知らないのも、けっこうあるなぁ。今回、コミックス初収録というのもあるみたいです。

てんとう虫コミックスの「ドラえもん」をそのまま全集として持ってこなかったのは、英断だったなあと思います。その分、多少、違和感のあるところもあったりするのですが。1

ドラミちゃんも、最初はそれほど優秀なロボットではなかったようです。

ドラえもんといえは、時折ある「いいお話」が印象に残ったりしていますが、普通のテンションのギャグマンガのなかに、ふっとそういう話がバランス良く入っているので、一層、印象深かったみたいです。
逆に、人情話ばかりだと、疲れちゃうと思います。

そして、けっこう、いいお話だけでなく、ギャグマンガのなかに、今の自分に繋がる、残っているものがあったりして、ビックリします。

  1. スネ夫の弟とか。 []

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パーマン1 藤子・F・不二雄大全集

あらためて思ったことは、「スパイダーマン」に出会う前に、もう、「パーマン」にあっていたんだなぁということ。
スーパーヒーローは、その頃にもいっぱいいて、それでも、ぼくらと等身大のヒーローっていうのは、パーマンでした。

コスチュームを着なくても、もちろん、仮面ライダーにも、ウルトラマンになれたぼくたちですが、赤いマントをはおるだけのパーマンは、その中でも、1番、ぼくたちに近かった気がします。