竹宮 惠子一覧

わたしの95パーセント以上は、マンガでできている

ロン先生の虫眼鏡1

これ、子どもの時、読んでました。
多分、知っているのは、月刊チャンピオン時代だと思います。

そのころは、光瀬 龍も、知らなかったです。
光瀬 龍との出会いは、多分、小学生の時に従姉の家で読んだ竹宮 惠子のマンガ「アンドロメダストーリーズ」で、多分、その後、中学生の時に萩尾 望都の「百億の昼と千億の夜」を読んで、それから、原作の「百億の昼と千億の夜」を読むという感じです。

「ロン先生の虫眼鏡」の原作が、光瀬 龍だとしったのは、徳間文庫の文庫目録を読んでいて、同名の本の紹介が光瀬 龍のところにあったからでした。それでも、最初は、宇宙の光瀬 龍とこの動物マンガが結びつかなかったのでした。

でも、その目録の作者紹介のところに写真があって、その写真を見た瞬間に、

「あぁ、ロン先生って、光瀬 龍自身のことだったのかぁ!!」

「龍=ロン」というのが理解されて、ビックリした思い出があります。
光瀬 龍の顔、コレ、本当にそっくりです。

こういうマンガで、いろんな知識を手に入れていた子供時代でした。
こういうマンガを読み直す時、今のわたしが、本当に「マンガ」とか「物語」で作られているんだなぁとつくづく思います。


強者が弱者を守る。ごく当たり前の人間の倫理だ。

TOMOI

もともとは、「眠れる森の美男」「TOMOI」と2冊の単行本だったものを1冊にまとめた文庫本です。
単行本も持っていましたが、文庫を購入したのをきっかけに放出しました。

「TOMOI」の方は、短編連作3つからできているお話です。
多分、なのですが、「TOMOI」を構成する短編が、1話、2話、3話とかかれて、友井さんが亡くなった後、「TOMOI」の前日譚である「眠れる森の美男」がかかれたはず。
そして、どうも今調べたところによると、「眠れる森の美男」のあと「TOMOI」の1話、2話は、かき直しされていて、単行本の「TOMOI」に載っているわたしが読んだお話は、この単行本版のものだけのようです。

多分、わたしの記憶では、「TOMOI」の単行本の方が先に出て、「眠れる森の美男」は後から出たので、その順番で読んでいると思います。
読むきっかけは、多分、「コミックスボックス」(「ぱふ」だったかも)かなにかの秋里 和国特集だったと思います。

まだ、ニューヨークで、同性同士の結婚が許されていなかった時代の物語です。
これが、かかれた当時は、まさかそんな時代がくるなんて思ってもいなかったです。

多分、コレ、少年愛以外でわたしが初めてであった、まじめな同性愛ものです。
そして、エイズをはじめてまじめに取り上げたマンガでもあると思います。
その頃の日本は、良くて少年愛や耽美、普通なら嫌悪かヘンタイ的なギャグとしてしか同性愛って取り扱ってはいけないものでした。
ひどいマンガになると、オカマに向かって、

「エイズにかかって死んでこい!」

みたいなセリフがあって、それがギャグとして受け止められるようなそんな時代。まあ、竹宮 惠子は読んでいても、わたしだって、そんな空気の中にいたのです。

だから、最初の友井さんのお話も、どっちかというとギャグ(というかコメディ)として始まっています。
でも、マーヴィンとの出会いと悲劇、その後の物語と読んでいくにつれて、多分、このマンガで、グラグラと価値観をゆすぶられました。

今読んでも、このマンガに受けた影響というか、このマンガのおかげて価値観が広がったところがあるなぁと思います。

歴史に残る名作だと思います。


マンガの神さま

金魚屋古書店10

今回は、COMの歴史。なんか、ためになるわぁ。
しかし、あだち 充も、竹宮 惠子も、COMから出てきたとは知らなかったです。凄い。

そして、手塚 治虫が手を離して、自分の物語に専念していったという考察が、物語として素晴らしいですね。

「JUN」は、あれだけ手塚 治虫は否定したのに、それでも、COMに載ったというのも凄いです。

やっぱり、恐るべし手塚 治虫。「マンガの神さま」の称号は伊達ではないです。


3巻には、誰が?

西原理恵子の人生画力対決2

今回の大御所は、松本 零士と竹宮 惠子。
実は、大御所には、それほどかみついていないです。マンガのなかでも、けっこう良い所が目立ちます。

まあ、神レベルな人たちだから、当然といえば、当然か。

しかし、男子が、松本 零士と永井 豪で出来ているというのは、本当だと思います。
そして、本当に少女マンガ、読んでないなこの人……。竹宮 惠子と萩尾 望都のみわけが、本気でついてない??


永野の歴史でもある

F.S.S. DESIGNS2 ADDLER:JUNO

絵の描き方そのものも、時代とともに変化している。
ハード的な面でも、とても動きの大きな時代だったと思います。

物語のうねりだけでなくて、そういう、現実の歴史も感じさせてくれる1冊ですね。

でも、竹宮 惠子のこだわりを見たときも思ったけれど、絵描きがこだわっているほど、読者は、発色とかあんまり気にしていない……。