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秘密 season0 2

「シーズン0」っていうのは、ずっと過去編が続くのだとおもっていたのでこの展開にびっくりしました。
2巻目は「原罪」っていう副題もついているのですが、これは、1巻目にはついてなかったんでしたっけ?「原罪」は「現在」とかけているのか??

今回は、ずっと清水 玲子が大事にしているテーマの1つがかかれていて、力入っていそうです。
そして、久方ぶりに、全力で怖い清水 玲子が読めそうな予感。

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秘密 season0 1

「シーズン0」をやっと読み始めました。

薪の過去編。
なんと、大学生。まあ、顔は変わりませんが、線は今より大分細い。うわさの鈴木と出会うお話です。

やっぱり、最初の「秘密」の初期の頃の不気味さはないですが、ドラマとしてはけっこう面白いです。

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ロスト・シンボル 上

ラングトン教授シリーズの第3弾です。
今度は、フリーメイソンの謎に挑みます。

もちろん、単純な陰謀論でなくて……のはずなのですが、なんか秘密がなければそれはそれで面白くないし、どう料理してくるかが楽しみな感じです。

なんか、有名になりすぎたために、やっかいごとを抱えやすくなっている感じがいいですねぇ。

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マハラジャ

マハラジャ
11月8日(土)。
なんと、四週連続での湖畔のゲーム会です。
メンバーは、いつものゆかいな3人です。

今回の1つ目は、「マハラジャ」。和邇乃児さんの持ち込みゲームです。

「きっと、この家でやったこと、ありますよ」

と和邇乃児さん。

「うーん、記憶にないなぁ」

と、りん。

「これ、家にもあるんとちゃう……」

と、でこねぇさん。

りん、でこねぇさん、記憶、メチャクチャです。
やったことありますし、家にはありませんでした。

「マハラジャ」は、建築家になってインドの都市に宮殿を建てていくゲームです。
ただ、宮殿を建てるのには、けっこうお金がかかります。このお金を稼ぐには、マハラジャが訪れた都市で、影響力を持たなければなりません。
影響力を得るためには、マハラジャが来そうな都市にできるだけ人より早く宮殿を建てるのが有効です。
マハラジャの次の予定は、だいたい決まっています。いろいろな有力者の力を借りて、他のプレーヤーをおさえながら、それぞれがもつ7つ宮殿のすべてを早く建てた人が勝利します。

今回は、2回目ということで(前回のプレイをまったく覚えていないけれど)、追加ルールを使って遊びました。

追加されるのは、「有力者」カードが1枚。そして、最初の自分に力を貸してくれる「有力者」を決めるときに、得点で競りをする部分です。
感じとしては、最初がちょっと変わるだけな感じですね。

ルールを覚えていないので、ルール確認。

なんせ、早く7つの宮殿を建てた人が勝ちです。
宮殿を建てるのはインドの都市で、ボードにはその都市と、都市同士をつなぐ道がかかれています。
道には途中に小さな村がかかれています。
都市には、宮殿の絵がかいてあります。この宮殿の絵の丸屋根に、でっかいガラスの色コマをおいていきます。この色コマが、けっこうきれいでシンプルで華やか感じです。

都市の宮殿は、真ん中と周辺6つの計7つに分かれています。この宮殿を建てるためには、12金が必要です。真ん中においても、周辺においても、そのお値段は同じです。違いは、その都市でとれる得点が違ってきます。真ん中に宮殿を建てたら3点。周辺なら1点です。
この得点は、勝利点ではなくて、収入に係わってきます。

まずは、マハラジャの移動。マハラジャは、都市から都市へを移動しています。
ボードの横には、紋章トラックというものがあり、そこには有力者の顔のかかれたタイルが縦一列にならべられています。その1番したにおかれた有力者の修める都市にマハラジャを移動します。
マハラジャのいる都市でラウンド終了に決算が起こります。

マハラジャの移動が終了したら、有力者タイルを列の1番上に移動します。
これで、準備完了です。

プレーヤーは、全員、秘密ディスクでを使って、今回、自分がするアクションをプロットします。この秘密ディスクは、丸くて9つに分かれていて、時計みたいな針が2本ついています。この針を自分がしたいアクションに合わせてふせます。
全員がふせたら、一斉にオープンして、持っている「有力者」カードの番号の小さいプレーヤーから順番に、2つのアクションをしていきます。
1人1アクションずつするのではなくて、1人2アクションしたら、次の人の手番になります。

この秘密ディスクのアクションは、次の様なものです。

  • 2金得る。銀行から2金得ます。・都市か村に自分の家を建てる。1金払って1つの家を建てます。1つの村には2人までのプレーヤーが家を建てることが出来ます。都市にはいくつでも家を建てることが出来ます。
  • 2つの家を建てる。2金払って2つの家を建てます。1つは、自分のいる都市に建てなければいけません。もう1つは、好きな村でも、自分の建築家コマがいる都市にでも建てることが出来きます。
  • 家の移動。無料で自分の既に建てた家を、村や都市に移動出来ます。都市に移動する場合は、自分の建築家コマがいる都市にしか移動させることが出来ません。
  • 家を2つ取る。自分の家を2つストックから取ってアクティブにします。
  • 宮殿を建てる。12金払って自分の建築家コマのいる都市の空いているスペースに宮殿を建てます。
  • 宮殿と家を建てる。12金払って自分の建築家コマのいる都市に宮殿を建てて、1金払って好きな村か自分の建築家コマのいる都市に家を建てることが出来ます。
  • 紋章トラックを入れ替える。ボードの右側には、紋章トラックというのがあって、そこには、有力者の顔のタイルが並べられています。これは、各都市の有力者を表していて、トラックの1番下の有力者の都市に、次のラウンドにマハラジャゴマがやって来て決算が起こります。このタイルを1枚選んで、2つ下に下げることが出来ます。こうすることによって、決算される都市のの順番が変化します。
  • 有力者カードの交換。自分の有力者カードをストックにおいて、他の有力者カードと交換します。これは、他のプレーヤーが持っているカードでも、ストックのカードでも構いません。交換は拒否することはできません。交換されたプレーヤーは、ストックから好きなキャラクターカードを取ります。
    この交換は、交換元のカードの能力を使用した後でも構いません。また、カードの能力は、交換された瞬間から有効になります。

秘密ディスクにかかれていないアクションには建築家コマの移動があります。都市から都市への移動は以下の条件を2つ満たせば、いつでも、好きなだけ移動することが出来ます。

  1. 通過する村には、家がおかれていなければならない。
  2. また、移動中に経過する村に自分の家がない場合は、その村に家を建てているプレーヤーに通行料を払わなければならない。

手番のプレーヤーは、好きな様に移動を組合わせて、秘密ディスクにプロットした2つのアクションをします。

こうして、全員がプロットしたアクションを終了すれば、決算をして1ラウンド終了です。
ただし、秘密ディスクにプロットした行動が出来ない場合、プレーヤーは、他のプレーヤーに罰金を払わなければならないというペナルティがあります。
これは、お金が足りない場合などに起こってきます。けっこう、お金ギリギリで動いていることが多いので、有力者カードを交換されたりするとそういうことが起こります。

決算は、マハラジャがいる都市で起こります。
その都市の得点を計算します。それぞれのプレーヤーごとに、都市の中央に建てられた宮殿は3点、周辺に建てられた宮殿は1点、家1点、建築家コマ1点、決算都市の有力者カード1点を集計します。
そして、1位は11金、2位は7金、3位は3金を銀行から受け取ります。

決算が終われば、また、最初に戻って、マハラジャが移動して次のラウンドが始まります。

誰かが7つ全部の宮殿を建てるか、紋章トラックが10の場所にいったときにゲームが終了して、1番多く宮殿を建てているプレーヤーが勝利します。

さて、ゲームスタート。
今回は、選択ルールということで、最初に有力者カードの競りが入ります。
有力者カードは、それぞれの都市の有力者で、それぞれ別々の特殊能力を持っていて、そのカードを持つプレーヤーを助けてくれます。また、それぞれに数字がかかれていて、その数字が手番順になります。

早く有利な都市の中央に宮殿が建てたいですので、数字の小さな有力者の方が得なのですが、数字の大きな有力者ほど強力な能力を持っています。

1番。手番が早い。あと、決算で同店だった場合は、数字の小さい方が強いです。
2番。自分の手番の最初に1金がもらえる。
3番。周辺の宮殿の得点が1点ではなくて2点になる。
4番。通行料を銀行が払ってくれる。
5番。家をただで追加に建築または移動できる。
6番。宮殿を建てるとき12金ではなく9金になる。

ここまでは、基本ルール。残りの1枚は、今回はじめての追加カードです。

7番。1手番中1度使える追加アクショントークンを得る。

競りのスタートは、和邇乃児さんから。

「これ、どれが強いの?」

まあ、前回のゲームを覚えていないので、なんとなくな感じなります。

「多分、この新しいカードが強いよ。アクションを増やせる」

ということで、和邇乃児さんから、そのカードで競りがスタート。

「じゃあ、1金で」

強いカード1金はやばいでしょうということで、でこねぇさんが競り上げます。

「じゃあ、2金で」

うーん、それ確かに強そうなんだが、1番に取りに行くのか?手番が絶対に最後になるんだよなぁ。
もし、手番が上のプレーヤーに交換とかされた場合、手番が最後になった上で、特殊効果を1回も使えないまま終わるのでは……。
1ラウンド目から欲しいなら、後出しで横取りするのが正解のような気がする。

「パス」

「パス」

ということで、1金ででこねぇさんが落とします。
で、次、またまた和邇乃児さんが選んだのは、6番の9金で宮殿を建てられる有力者カード。

「1金」

強そう。しかし、何金ぐらいが、相場なんだろう??
まあ、普通に宮殿を建てたら12金。2金ぐらいなら、お得かなぁ。そして、手番はでこねぇさんよりも先になります。
ということで、

「2金」

これで。2金は、ちょっとお高い気もしますが。
うーん、2人とも、若干、和邇乃児さんに取らされた感があるなぁ。

和邇乃児さんは、最後なので、ただで村を通るとき、通行料を銀行から払うというカードを選びました。

準備として、初期所持金をもらい、村に家を1こただで建てられます。
最初に決算する都市は、ビーカーネル。みんな、スタートからビーカーネルにいける道に村を配置します。

アクション選択。
ここで、ふっと気づく。わたしは1ラウンド目で、でこねぇさんと有力者カードを交換する気満々ですが、和邇乃児さんも交換を選ぶというのがあり得るよなぁ。
そうすると、移動にお金がかからない上に、わたしかでこねぇさんの能力を使える……。
わたしの有力者カードが取られた場合は……、別にでこねぇさんのとかえっこしようと思っているのなら問題ないか。
でこねぇさんのカードを取った場合も……、わたしの手番で和邇乃児さんのカードと取り替えればいいから問題ないか。
うん、アクションの1つは、「有力者カードの交換」で良さそう。

もう1こは……、早いうちに宮殿建てたいけど、村に家を置いとかないと移動がしんどくなるよなぁ。ということで、「宮殿と家」。

ということで、秘密ディスクをオープン。
「有力者カードの交換」を選んでいるのは、わたしだけでした。

まずは、和邇乃児さんが、決算都市であるビーカーネルに宮殿を建てます。

わたしも、まぁ遅れてしまって仕方ないけれどビーカーネルに9金で宮殿。
そして、有力種カードの交換。
でこねぇさんのカードと交換する気がまんまんだったのですが、なんか、次はけっこう遠いカジュラホの方で決算が起こりそうです。
あそこまで行くのに4金ぐらいかかる。2人に2金ずつ。いやだなぁ。
しかも、ビーカーネルの決算。和邇乃児さんが、トップなのはおそらく変わらない。わたしは、宮殿建ててます。でこねぇさんも、宮殿建てるという選択をしています。そして、得点が同じ場合、有力者カードの番号が小さい方が勝ちます。これ、交換したらヤバいのかも。
悩んだ末に、和邇乃児さんの「通行料、銀行払い」の有力者カードと交換しました。

でこねぇさんは、カジュラホの方に宮殿を設置。なんで、あんな方に??で、ビーカーネルには、無視。

で、ここまでで思ったのは、このゲーム、ちょっと陣取りの要素があります。で、この有力者カードの交換とかは、盤面にコマを置くアクション出ないので、よっぽど考えないと置いて行かれる……。

さらに、1、2ラウンドして気づく。
でこねぇさん、正しい。このゲーム、後半はともかく、前半に中央取れない位置で宮殿建てているのって、アホや。
なんでわたしは、わざわざ和邇乃児さんが宮殿を建てたビーカーネルに宮殿建てているのか。それよりは、次決算ある都市の中央に宮殿を置いておくのか正しい。

ということで、ちょっと計画をたてて動いたら、なんと、紋章トラックの動かし方が間違っていた……。

「アワアワアワ!!」

最近、フリーズしすぎです。

紋章トラックは、上に書いたルール通り、ラウンドのはじめにマハラジャが動くとすぐに変更されるのですが、今までは、決算が終わった後、変更されていました。
だから、決算終わる前に、別の紋章タイルを移動されれば、同じ紋章タイルで1回おきぐらいで決算が起こると思っていたのです。

「あ、これマハラジャが移動したら、動かしておかないと」

「えー、今、動かしたら、計画がーー。終わった気がする……」

だいぶん、アワアワしておりました。

うーん。中盤。和邇乃児さんが宮殿2こ分ぐらいリードしている感じです。
でも、ここで和邇乃児さん、痛恨のプロット失敗。手元に家がないのに、「家を建てる」をしてしまいます。

「しまった。でも、これぐらいハンデ!!」

男前。2金ずついただきました。

後半、でこねぇさんは、道を全部つなげて、全都市無料移動状態に。ただし、宮殿の数は少なめです。一歩遅れた感じはありますが、前半に集めた「+アクション」のチップが残っています。
和邇乃児さんは、けっこうお金を持ってリード。和邇乃児さんは、「宮殿9金」の有力者カードを持っています。あれ、1回に2こずつ建てられた終わる感じです。
りんは、宮殿数は、でこねぇさんと和邇乃児さんの間ぐらいです。お金は、それなりにあります。 有力者カードは、1手番目に交換した「通行料、銀行払い」のカードです。これを移動後に、和邇乃児さんの「宮殿9金」を交換すれば、2つ建てられる……イヤイヤ、アクションは2つしか出来ないので、このラウンド1つ。
次のラウンド2つ、宮殿を建てると「宮殿と家を建てる」をすれば。19金はなんとかギリギリ足りるかな。

怖いのは、宮殿を2つ建てるタイミングで、「宮殿9金」を取られてしまうことです。そうすると、おそらく宮殿が1つしか建たなくて、罰金が必要になってしまいます。

もうちょっと、お金が貯まるまで待つか??
そうすると、間に合いそうにないなぁ。

ということで、有力者タイル交換を実行。

次のラウンド、宮殿2つ建てるをプロットします。
このカード、手番が遅いです。交換されるとヤバイ。

今回、途中でお金クローズだと気づいたのですが、まあ、隠すついたてもないのでオープンでいいかということで、公開情報として遊びました。
まあでも、オープンだとこういうとき、ちょっときついですよね。
これ、ついたてをつけておくか、コインを裏表でなくて裏から額面がわからないようにしておけばよかっただけなのに。惜しいな。

それでも、相手が宮殿2つ選んでいるか、安全策を選んでいるかは、わからないのですが。

秘密ディスク、オープン。
有力者タイル、取られなかった!!

一気に、宮殿を2つ建てて、勝利。
まくれた。

和邇乃児さんのプロット失敗が、大きかった。
あと、それでも、中盤から終盤に向けて、和邇乃児さんがトップだったので、割と通行料が、和邇乃児さんに行かないように、でこねぇさん、りんで動いていたので、そのあたりのお金差が大きかったかもしれません。

「めおとプレー、禁止!!」

「和邇乃児さんも、奥さん、ゲーム会にデビューしないといけないんと違います(笑)」

「りんさん、あんなに『ダメだ~』って言ってたのに。いけるでしょちゃんと。
今回は、途中で文句いったから、無効!!」

今回無効だったので、また、次回がきっとあります。

これ、クラマー&キースリングかぁ。
けっこう、ジワジワくる良いゲームです。

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最終巻。
まあもう、前日譚の1巻が出てます。

最終巻は、今までの後処理の巻。
事件は起こらずに、まぁ、答え合わせ的な感じです。

これも、本当は11巻からこんなに間を開けずに読むべきなのですが。うーん、どうしても、後の巻になるほど読む間隔があいてしまう問題は、なんとかしないといけないなぁと思います。

しかし、この人たち、年を取らないのか?
たしか、清水 玲子って、けっこう容赦無しにキャラクターに年を取らすことができた人だと思ったのだけど。

続編があるから、年取ったイメージをつけたくなかったのかな。