へっぽこ冒険者と緑の蔭 ソード・ワールド短編集
ファンドリアは、おもしろいなぁという感想です。
ロードス島のマーモみたいな存在なのですが、すぐとなりにまともな大国があるというところが、なんとも、ふしぎな感じです。
ここは、ダークエルフでも、PCにしていいんだっけ?
でも、ゲームとして遊ぶとすると、陰謀バリバリのシナリオは、イヤだなぁ……。
ファンドリアは、おもしろいなぁという感想です。
ロードス島のマーモみたいな存在なのですが、すぐとなりにまともな大国があるというところが、なんとも、ふしぎな感じです。
ここは、ダークエルフでも、PCにしていいんだっけ?
でも、ゲームとして遊ぶとすると、陰謀バリバリのシナリオは、イヤだなぁ……。
ドラゴン・プリーストは、基本的に悪役という設定のようですが、こうやってみると、虐げられた人々というのが、よくわかるなぁと。
へっぽこーずのリプレイで出てきたドラゴン・プリーストとのからみって、ここからきているわけですね。
久しぶりのソード・ワールドの小説です。
ソード・ワールド短編集は、けっこう小粒がおおいです。
以前は、本格派というか、ファンタジー色の強い物も多かったのですが、最近は、ちょっとコメディよりで、そのあたりは読むのは楽だけど、不満かなぁ。
「ギルドの掟」が、変な感じ。
掟って、そういうものか?
潜入している者は、退治されてもしかたないと思うのだが……。
けっこう、冒険者って、根無し草というか、旅から旅にという感じが強いです。でも、このパーティは、オーファンに行けば、いつでもあえるような感じが好きですね。
マウナとか、旅に出なさそう(笑)そうでもないんだが。
オラン中心に動いていたバブリーズも実家とかがちゃんとある人もいたんだから、あの人たちは、「家にあんまり居ついてない」感じがありましたから。
RPGって何だって思っている人たちにとって、このへっぽこパーティとか、スチャラカパーティとかは、すごく身近なんだと思います。
わたしも、スチャラカパーティに、RPGを教えてもらったクチです。
このへっぽこパーティも、きっとそういう役目を果たしたんだろうなぁ。
キャンペーンでない短編リプレイなので、冒険的にはちょっと小粒な感じです。
タイトル・ロールの「デーモン・アゲイン」も、あんまりバブリーでなく(いや、魔晶石の食いつぶし方はバブリーか?)、1番小粒な印象が。
まあ、このレベルで暴れると、えらいことになるからなぁ。大陸が、ロードスな状態になって困るし、こんなもんなんでしょう。
世界観をこわさないRPGでは、レベルが上がれば上がるほど、やることがなくなるのは、仕方ないことかもしれません。