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天幕のジャードゥーガル2

いろいろな思いはもったまま、それでも、大きく見れば流されているという感じなのかもしれません。

人なので、憎しみとか強い感情をずっと維持していくことは難しいし、変化していることもあれば、突然蘇ってくる衝動もある。
そういう1人の人間の気持ちが、どう歴史を動かしていくのか。そういうところがおもしろいです。

大ハーンが、そんなに悪い人に見えないところも、この話の凄く魅力的なところです。だからといって、割り切れるわけではないということをちゃんとかいている。

板垣巴留,読書少年チャンピオン・コミックス,板垣 巴留,秋田書店,BEASTARS

BEASTARS21

もう、なんか感情がグデングデンと動きながら読んでます。
おもに、大笑いしているところも多いのですが。なんで、そうなると思いながらも、ものすごく納得できるところもある。

イナリ組との戦いは、メロンが出てきてくれて助かったという感じで肩透かしでしたが、停電後のみんなが手をつないでいるところとかは、もう、背中がゾクゾクしました。

次、ラスト。

梅田阿比,読書クジラの子らは砂上に歌う,ボニータ・コミックス,梅田 阿比,秋田書店

クジラの子らは砂上に歌う22

ラスト、1巻かな。
最終決戦ということで、全部が巻き込まれていく。

いつも同じことを言っているよ、何回やっても同じだよという絶望は、記憶を残している方にしかわからないことで、忘れてしまう、愚かであるというのは、もしかしたら救いであるのかもしれない。
そしてまた、自分だけが否定されて、みんなが忘れてしまうのだとすれば、絶望感は深い。

より良いものを求めるために、いったいどうしらいいのだろう。

あしべゆうほ,池田悦子,読書あしべ ゆうほ,悪魔の花嫁,池田 悦子,秋田書店

悪魔の花嫁10

1つ1つのお話がどうこうとか、もうここまでくるとほぼなにも感想がなくなってきます。そして、印象も、だんだん少なくなってくる。

ただ、メインストーリーというのは本当はなくて、こういうお話の連続だと受け入れると、なんというか、飽きずに楽しめるのは確かです。
スルメみたいなもんか。

もはや、デイモスが美奈子をどうしたいのかも、美奈子の気持ちも、ヴィーナスも、単なる彩りでしかないという。

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ジーニアース5

最終巻。
4巻ぐらいからの急展開。
打ち切りですね。

それが、作者の連載時のコメントにも出ていて笑ってしまった。

でも、魅力的な人たちが活躍しないままに終わったので悲しいです。