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魔界行 殺戮編 バイオニック・ソルジャー・シリーズ2

2人目のバイオニック・ソルジャーが登場します。
しかし、その造形が……。なんというか、ユーモラスです。普通、同じタイプが出てくることが多いと思うのですが、どうでしょう?

菊地 秀行を読んでいてよく感じるのは、こういうユーモアですねぇ。怖いことを書いているときでも、過剰すぎておかしくなってしまう。そして、そのおかしさは、どこか、菊地 秀行自身がコントロールしているんじゃないかと思ってしまいます。

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魔界行 復讐編 バイオニック・ソルジャー・シリーズ1

たまたま、魔界の者たちと手を組んだヤクザが、楽しみのために殺した親子が、なんということでしょう、引退を決めていたバイオニック・ソルジャーの男の妻と子どもだったという……。

これ、すごい偶然ですねぇ。

ということで、菊地 秀行のアダルト物の第1弾だそうです。

でも、このあたりの偶然とかは、いい意味で、この物語のぶっ飛んだところだと思います。それから、最初のアダルト物ということで、けっこう、かっこいい方の菊地 秀行の雰囲気があります。

まあ、わたしは、「妖獣都市」のやり過ぎて、「アホか?」という雰囲気も、嫌いではないですが。リリカル菊地 秀行も好きなのです。

まあ、今頃これを読んでいて、「好き」もなにもないという説もありますね。

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本当はもっと面白い新選組

豆知識本。
まあ、学術的な者よりも、人物への思い入れたっぷりのものの方が、おもしろいと思います。
そういう意味では、これは、割と冷静なタイプで、おもしろみには欠けるかも。

ダンダラをあんまし着てなかったというのが、ちょっとショック(笑)

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監督不行届

いやぁ、結婚する前から、あんのさんとあんのさんだったのですね。

実は、安野 モヨコのマンガは、コミックで読むのはこれが初めてです。
えーと、朝日新聞に連載されているマンガは、けっこう好きとか思っていましたが、「働きマン」とかはまだ全然手を出してないのです。
だいたい、安野 モモコだと思ってました。モヨなのね。

おたく同士の結婚。
えーと、幸せそうだ(笑)
これは、アレですね。収集がつかなくなるタイプのカップル。

しかし、おた心をくすぐる小ネタ満載です。わたしは、やっぱり、こういうマルチなおたくって、尊敬します。
真似できない。

……と、わたしもどこかで言われていたりしてな。

結婚したおたくが、みんなこんなに幸せになれるわけでもなさそうです。やっぱり、相手は大切よ。

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魍魎の女王 下 巨獣咆哮 サイコダイバー・シリーズ

いろいろな主人公級の人物たちが、いろいろなところで動いて、やがてそれが大きな事件に結びついていく。
石ノ森章太郎のマンガのような雰囲気が、結構好きです。

集結しちゃうと、それぞれに活躍の場が無くて欲求不満になってしまう事もあるのですが、さて、この物語は、そうならないだけのボリュームはありそうです。